泉健太代表は8月15日午前、一昨年の参院選で岩手県選挙区から自民党で当選した広瀬めぐみ参院議員が、勤務実態のない公設秘書の給与を国からだまし取った疑いで議員辞職したことを受け、党本部で記者団の取材に応じました。
泉代表は「辞職は遅すぎる」と指摘。秘書給与問題では当初、広瀬議員は自身のウェブサイトで「事実無根」と反論していたものの、「本人も認めて辞職をするということに至った」と述べました。
その上で、「大きな県民への裏切り」だとして、今秋にも予定される補欠選挙に向け、「政治をただす」ために、立憲民主党として「候補者を擁立していきたい」と力を込めました。
また、自民党の岸田総理が総裁選不出馬を表明したことも踏まえ「(裏金問題などの)自民党の体質は変わると思うか」と記者団から問われた泉代表は、「中にいる人が変わってなくて体質が変わるわけもない」と強調しました。