立憲民主党は8月20日、第109回常任幹事会を開催しました。
 冒頭であいさつに立った泉健太代表は、8月14日に岸田総理が自民党総裁選への不出馬宣言をしたことに触れ、「総理自身が限界を感じたのではないか。政治改革も思うように進まず、旧統一教会の問題もけじめをつけられなかった。次の衆院総選挙は勝てないと観念したのではないか」と述べました。
 自民党総裁選については、「総裁候補と言われる人たちからは、『ドリームチーム』とか『生まれ変わる』という言葉が出ているが、本人たちがそう言っても、裏金議員が100名弱残っている状況は全く変わっていない。総裁選で名前が挙がっている人たちは、ほぼゼロ回答の政治改革案を通してしまった戦犯でもある。これでは政治改革は何も進まない」と厳しく指摘しました。

2.報告・承認事項
<幹事長>
 岡田克也幹事長は臨時党大会の開催要項及び招集について報告し、承認されました。
<組織委員長>
 森本真治組織委員長は(1)衆議院小選挙区総支部の設立(2)総支部長の異動――等について報告しました。
20240820_第109回常任幹事会_組織委員会報告.pdf

3.協議・議決事項
<選挙対策委員長>
 大串博志選挙対策委員長は(1)第50回衆院選挙に向けた候補者の公認内定(2)第27回参院選挙に向けた選挙区候補者の公認内定(3)北九州市議会議員選挙に向けた公認――等について提議し、協議の結果議決しました。
 第50回衆議院選挙公認内定には、衆院神奈川県第17区総支部長に新人で神奈川県議会議員の佐々木 ナオミさん、衆院大阪府第5区総支部長に新人で元大阪府議会議員の西川弘城さん、衆院奈良県第3区総支部長に新人で株式会社スタープロジェクト代表取締役社長の川戸康嗣さんを、第27回参院選挙公認内定には福島県選挙区に新人で福島市議会議員の石原洋三郎さんを、それぞれ決定しました。
20240820第109回常任幹事会 選挙対策委員会提出資料.pdf