立憲民主党ジェンダー平等推進本部は8月31日、北海道連のジェンダー平等キャラバンとの共催で、釧路市と釧路町内にて街頭演説会を開催しました。西村智奈美 ジェンダー平等推進本部長は、地元のしのだ奈保子 北海道第7区総支部長や北海道連の女性議員らとともに、強い雨の中リレー形式で党の姿勢や女性議員を増やす必要性を訴えました。
釧路駅前で行われた街頭演説会で西村ジェンダー平等推進本部長は、「選択的夫婦別姓制度は選びたい人が選べるように選択の幅を広げるだけなのに、自民党はそれさえも反対している。こんなことで若い人たちが結婚したり子どもを持ったり希望が持てる国になっていくのでしょうか」「そろそろ本当に政治を変えないと自民党政権によって暮らしがつぶされてしまう」と自民党長期政権に対する危機感について語りました。さらに「現在の男性目線の政策を一つひとつ変えること。それができるのは立憲民主党以外にない。立憲民主党はどこで暮らしていてもどんな立場であっても一人ひとりの命と暮らしを守ることを最優先に政治を立て直す」と党への支持を訴えました。
しのだ総支部長は、家族の中で家事や育児は女性である姉と自分が担ってきた、弁護士資格を取っても出産や育児は自分一人の肩にのしかかってきた、弁護士として多くの女性が非正規雇用による経済的格差やDVに苦しみ涙を流す姿を見てきたと語り、女性の声が届かないこの国はいったいどうなっているのかと訴えました。「だから女性の声が届かない旧態依然としたこの社会、この国を私は変えたい」「これは女性だけの問題ではない。女性が元気になれば男性も楽になる。女性が暮らしやすい社会は男性にとっても暮らしやすい社会になる」と自らの考えを述べて、支援を呼びかけました。
街頭演説会には小林千代美 北海道議、篠田江里子 札幌市議、鈴木裕美 標茶町議も参加し、水上美華 札幌市議が司会を務めました。