野田佳彦代表は衆院の解散から一夜が明けた10月10日、東京・JR西日暮里駅前から活動をスタート。東京29区予定候補者の木村たけつかさんとともに駅頭に立ち、「政権交代こそ、最大の政治改革。」だと訴えました。

木村たけつか

 「多様な生き方が尊重され、一人ひとりに居場所のある社会、真面目に働く人が活躍できる社会を、それを体感することができる、こういう国をどうか皆さんと一緒につくりたい」と表明。自公政権の教育分野への予算について疑問を呈し、明日の未来を担う子どもたちへの投資が大事だとして、全国の小中学校の給食費無償化、国公立大学の無償化など教育に十分な投資をしていくと決意を述べました。

 野田代表は、木村さんは(民主党政権時代の)2012年、私が衆院を解散した選挙で残念ながら敗れて以来12年間ずっと国政復帰を目指してきたと紹介。総支部長として立憲民主党から国政復帰を目指しているのはたった2人だけになってしまったとして、そのうちの1人の木村さんにバッヂをつけてもらいという思いで応援に来たと述べました。

野田佳彦 演説

 野田代表は「アベノミクスの光ではなく、影の部分に焦点を当てて日本の経済を変えていかなければいけない。格差は間違いなく広がった。分厚い中間層からこぼれ落ちる人たちが出てきている。その是正をすることが日本にとって最も大事。そのためにも政治を変えないといけない」と強調。「教育の無償化は、可処分所得を増やし、中間層からこぼれ落ちないようにするための政策であり、若者が学び、夢をつかみ、それを実現することによって日本にプラスになることがたくさんある」「金権政治と世襲政治を変えるには政権交代しかない。政権交代こそ、最大の政治改革。教育の無償化など格差を是正していくためのお金の使い方を変えていく道である」と述べました。

野田佳彦 ビラ配り