第50回衆院総選挙の開票が10月27日行われ、山口2区では平岡秀夫さんが、小選挙区では1724票差で敗れましたが、比例中国ブロックで復活当選。山口県で2012年以来12年ぶりとなる議席を獲得しました。

平岡秀夫

 平岡さんは「僅差ではあるが小選挙区で負けたのは大変悔しい。本当は小選挙区で勝って、山口県から政治の流れを変えたかった。しかし、今後は舞台を国会に移し、政治の流れを変えていきたい」とコメント。昨年(2023年)4月の旧山口2区補欠選挙も含めて長い間戦ってきたとして「こうして議席を得られたのは皆さんのご支援があればこそ。皆さんに感謝するとともに、この気持ちをしっかり胸に国政で頑張っいきたい」と力を込めました。

 政治とカネの問題については「日本の民主主義を実現していくための前提となる話。できる限りのことを国会でやっていきたい」「政治資金規正法は、裏金事件の舞台となった政治資金パーティーも政党の本支部への企業・団体献金も禁止していない。政策活動費や企業・団体献金の禁止等を内容とする同法の再改正を図るべきと考える」と表明。安全保障政策については、「今の自公政権では軍事力拡大による抑止力を中心にするような政策になっている。私は絶対に戦争を起こしてはいけないという信念のもと、外交努力を徹底的に行っていくという気持ちで取り組んでいきたい」、エネルギー政策については「東京電力福島第1原子力発電所の事故を経験した日本、その時に政権にあった自分としては原発ゼロをできるだけ早く達成できるよう取り組んでいきたい」とそれぞれ意気込みを語りました。

平岡秀夫
28日朝、岩国駅前で有権者にお礼のあいさつをする平岡さん