立憲民主党は11月5日、国会内で第112回常任幹事会を開催しました。
 あいさつに立った野田佳彦代表は、「衆院総選挙では、50議席増やすことができた。ただし、目標としていた与党の過半数割れは実現できたが、比較第一党にはなり切れなかった。必要条件は満たしたが、必要十分条件までは満たすことができなかった。比例票が伸びておらず、底力がまだまだ足りない。謙虚に反省をして、コツコツ力を蓄えていかねばならない」と述べました。

 また、直前まで行われていた国民民主党の玉木代表との党首会談において、引き続き裏金の解明を行うこと、抜本的な政治改革・国会改革を行うこと、両党の基本政策の協議を開始すること、手取りを増やす政策などについて、連携することで合意したと報告しました。

 その上で、国民民主党だけでなく、日本維新の会や共産党とも党首会談を実施したことの意義について、「来年の参議院議員選挙で勝利するための誠意ある対話のキックオフだ」と位置づけました。

野田佳彦

2.報告・承認事項
<幹事長>
 小川淳也幹事長は(1)広報本部の役員(2)東日本大震災復興本部の再設置(3)農林漁業再生本部の再設置(4)旧統一教会被害対策本部の構成(5)国会対策委員会役員(6)ブロック常任幹事選出の要請――等について報告しました。
20241105第112回常任幹事会 幹事長報告.pdf
<選挙対策委員長>
 大串博志選挙対策委員長は(1)第50回衆議院選挙の結果(2)参議院岩手県選挙区選出議員補欠選挙の結果(3)岡山県知事選挙の結果(4)北海道議会議員補欠選挙の結果――等について報告しました。
20241105第112回常任幹事会 選挙対策委員会提出資料「第50回衆議院選挙の結果について」.pdf
20241105第112回常任幹事会 選挙対策委員会提出資料.pdf

3.協議・議決事項
<選挙対策委員長>
 大串選対委員長は(1)名古屋市長選挙に向けた候補者の推薦(2)兵庫県議会議員補欠選挙に向けた候補者の公認――等について提議し、協議の結果議決しました。
20241105第112回常任幹事会 選挙対策委員会提出資料2.pdf
20241105第112回常任幹事会 選挙対策委員会提出資料2_2「兵庫県議会議員補欠選挙候候補者公認」.pdf
20241105第112回常任幹事会 選挙対策委員会提出資料「その他」.pdf