立憲民主党は12月11日、国会内で沖縄県宜野湾市で活動する保護者らの団体 #コドソラ(子どもの空を守る)による要請を受けました。

 2017年12月に発生した沖縄県宜野湾市内の緑ヶ丘保育園及び普天間第二小学校で相次いで起こった米軍機部品落下事故を契機に、保護者や保育園関係者を中心に「普天間の子どもたちが安心安全に学び遊べる学校環境」を求める活動を続ける#コドソラ。その代表の与那城さんは、事故から7年経つにもかかわらず、オスプレイの事故が増えており、子どもたちを取り巻く空の状況が悪化していると訴えました。また、普天間第二小学校内の土壌でPFASが検出された問題についても、水のPFAS汚染に関しては取り上げられる一方で、土壌のPFAS汚染の問題は対応が進んでいないとして、迅速な対応を求めました。

 要請は、①飛行ルートを守り、学校上空の飛行禁止(普天間小、普天間第二小、緑ヶ丘保育園)、②普天間第二小学校内の土壌汚染改善に関する迅速な取り組み、③普天間基地を離発着するオスプレイの飛行禁止を求めるものです。

 党の沖縄協議会座長の福山哲郎参院議員は要請を受けて、土壌のPFAS汚染という新たに出てきた課題にも、しっかりと対応しなければいけないと述べ、衆議院では与野党拮抗していることを踏まえて、国にやれることをやるよう強く求めると述べました。

 この日は、党の沖縄協議会座長の福山参院議員をはじめ、事務局長の石橋通宏参院議員、石川香織衆院議員(幹事、ネクスト地方創生・消費者・沖縄北方担当大臣)、有田芳生・屋良朝博両衆院議員(幹事)が参加しました。

20241211_『普天間基地周辺の子どもたちの安心安全な学校環境を求める陳情』.pdf

沖縄協議会 福山哲郎 屋良朝博 石川香織 有田芳生 石橋通宏