野田佳彦代表は1月4日、三重県伊勢市の伊勢神宮を参拝し、その後同市内で年頭記者会見を行いました。

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 野田代表は、昨年末に閉会した臨時国会では「熟議と公開」の国会運営を心掛けるなか政策活動費の全廃や補正予算の修正等一定の成果を得たことを振り返りながら、今年の国会運営について「熟議と公開の国会運営の真価が問われる年だ」と述べました。与野党の意見の違い、利害の対立がある中、一致点を見出して政治が前進する姿を作っていくことは「政府・与党だけではなく野党にも責任がある」と熟議と公開の国会を運営する決意を述べました。

 1月から開かれるとされる通常国会の前半では、約115兆円の巨額予算の審議が行われることに触れ、「野党として、納税者の立場から賢い支出をしているのかを厳しくチェックし、何を勝ち取れるか他の野党と協議して進めたい」と話しました。
 年度末までに国会で結論を得るとしている企業・団体献金の廃止については「立憲民主党の主張が通るように頑張る」と述べました。選択的夫婦別姓制度は議論ができるように整えるとし、後半国会では「年金が大きなテーマになってくると思うので議論を主導して7月の参院選を迎えたい」と見通しを話しました。7月予定の参院選については、「改選議席での与党過半数割れを実現する」と述べ、そのために「いかに通常国会で存在感を示すかが大事だ」と述べました。また、参院選が3連休の中日となる7月20日投開票と報道されていることについて、「連休中日なので投票率が落ちる可能性がある。そのようなことがないように政府に指摘する」と話しました。

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