野田佳彦代表は3月23日、遊説先の茨城県水戸市で街頭演説を行い、参院選候補予定者の小沼巧参院議員、青山大人衆院議員(茨城県連代表)とともに、国民の生活を良くするために、夏の参院選で与党の過半数割れを目指そうと訴えました。司会はなめかわ友理水戸市議が務めました。

 ■小沼巧参院議員

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 「野党だが、ごじゃっぺ(本当にどうしようもない)の政治をただすため、何かできるのではないかという志で活動してきた」と述べた小沼参院議員は、「外国人による農地の取得を規制すべきと訴えてきたが、来年度4月から規制を強化することを実現できた。食料安全保障の根本である農地が減少しないように、茨城県の農業を守っていくために何とかしなければという思いから訴えてきた」と、野党でも成果を残すことができたと話しました。

 小沼議員は、「制度の隙間で苦しんでいる一人ひとりの国民の不条理を正していくことが一番大事なことだ。例えば高額療養費の上限引き上げの問題だが、衆院とは違う参院らしい議論を行うこと、当事者の方が国会に来て発言してもらった結果、石破総理を動かし引き上げの凍結ということになった。参院で政治を動かすことができた大きなステップだ」と力を込め、これからも国民に向いた政治にしっかりと取り組む決意を述べました。

 ■野田佳彦代表

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 野田代表は、「昨年の臨時国会で、政府提出の補正予算のうち、能登の復旧・復興のために使うために1千億円を修正することができた。これは28年ぶりの出来事。一方で、ガソリンの暫定税率というものがある。これは国土の均衡ある発展のために、当分の間ということで始めたものが、50年も続いたこと自体がおかしい。こうしたものをどんどん見直していく政治を実現させなければならない。衆院では少数与党に追い込んだが、参院でも同じ状況を作り出していこう。緊張感のある政治状況を作っていけばこれまで届かなかった皆さんの声が届くようになる」と、夏の参院選で自公が過半数を割り込むために力を貸して欲しいと訴えました。

 ■青山大人衆院議員

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 青山議員は、「物価高対策、ガソリンの暫定税率の廃止など、国民の皆さんの生活に直結する課題の解決に取り組んでいく。そのためにも、この夏の参院選ではぜひ立憲民主党に力を貸して欲しい」と訴え、会場の参加者とともにガンバロー三唱の音頭をとりました。

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