第27回参院選の投開票が7月20日に行われ、三重選挙区から党公認で立候補した小島ともこ候補が自民党現職を破り、見事に初当選を果たしました。

当選確実の報を受けてあいさつに立った小島候補は、「今のままじゃダメだ。政治を変えてほしい。ずっとそう聞いてきた」と選挙戦を振り返りました。今回の勝利については、「政治は人がつくるもの。『真っ当な政治をあなたに託すから、しっかりやってほしい』ということだと思う」と語りました。
記者団から国政で優先的に取り組む課題を問われ、「まずは物価高への対応が必要」と答えました。その上で、教育に携わってきた自身の強みを活かし、「これからの社会をつくっていく子どもたち、そのものや、どうやって人を育てていくかという課題に、専門性を発揮してしっかり取り組みたい」と抱負を語りました。
また、日本を取り巻く環境について「混沌とした国際状況の中にある。どうなるか分からないトランプ関税、少子高齢化など、枚挙にいとまがないほど多くの課題がある」と指摘。これからの6年について、「日本の課題にどう自分が向き合っていくか、真摯に活動させていただきたい」と決意を述べました。


