7月20日に投開票が行われた第27回参院議員選挙で、宮崎県選挙区では新人の山内かなこさんが初当選を果たしました。宮崎市出身の山内さんは、宮崎日日新聞の記者としての19年間、そして宮崎県議会議員2期の経験を経て、今回国政に初挑戦。「命と暮らしを守る」と訴え、各地を回り支持を拡大、激戦を制しました。

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 支援者らの歓声と拍手に迎えられた山内候補は、「今回の選挙では、皆さまの暮らしにいかに政治がまなざしを向けることができているのか。物価高対策で皆さまの暮らしをどのように守っていくかが問われた」と選挙戦を振り返り、今回信託を得られたことへの感謝とともに責任の重さを強調。特に有権者に届いたと感じる点を問われると「今こそ皆さま方お一人おひとりの命と暮らしを守る、まっとうな政治を実現したいと一貫して訴えてきた。お一人おひとりを大事にする、暮らしにしっかりとまなざしを向ける政治を求めているのではないかと感じている」と述べました。

 「大切な故郷に暮らす皆さん、全国で今苦しい状況に置かれているすべての皆さまを支えたい。その思いで今日から新たな戦いに臨みたい」と表明。長引く人口減少、出口が見えない物価高、格差や分断、差別、平和への不安といった現代の混沌とした社会情勢に対して、「今こそ政治が動かなければならない。今回の宮崎選挙区では大きく政治が動いた。これはひとえに皆さまお一人おひとりのお力によるもの。政治を動かすのは皆さまお一人おひとりであり、大きな可能性、価値があることを忘れずにいてほしい」と力強く訴えました。

 自身に託された役割と責任の重さを実感すると同時に、「6年間、全身全霊で皆さまの命と暮らし、尊厳、そして故郷を守るために取り組む」と決意を述べ、今後も政治、自身に対して厳しい視線を注ぎ続けてほしいと呼びかけました。

 山内候補の選挙対策本部長を務めた渡辺創衆院議員は、「(山内さんが)覚悟を決めてくれたことでわれわれの戦いをスタートすることができた。その山内さんの意思をそれぞれの立場で乗り越えるべきものも乗り越え、くみ取って力の結集を図っていただいたことが今日の勝利につながったと思う。感謝しかない」と表明。衆参両院で宮崎県の議席を得ることができたとことに「県民の皆さんの期待に応えるよう党と粉骨砕身で努力していく」と力を込めました。

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