野田佳彦代表は、東京都内において9月20日、21日の2日間にかけて行われた、日本教職員組合第114回定期大会に出席し、あいさつを行いました。
あいさつの中で野田代表は、先般行われた参議院選挙において、全国からの日教組組合員からの支援により、組織内候補として比例区で出馬した水岡俊一参議院議員、北海道選挙区の勝部賢志参議院議員、三重県選挙区の小島智子参議院議員がそれぞれ当選を果たしたことに、感謝と敬意の念を示しました。
また、本年5月に「給特法改正案」に対する修正案が可決されたことについて触れ、教職員の時間外勤務削減に向けて一定の前進を果たすことができたため、「労働組合と政党が緊密な連携を取っていければ、政策実現を果たすチャンスは十分にあることを改めて実感させていただいた」と述べ、引き続き、日教組との連携を強め、教育現場の声を政治に反映していけるよう、精力的な活動を展開していく考えを示しました。
さらに、本年で戦後80年を迎えたことについても言及し、昨今野党が多党化していく中で、核抑止等の防衛力強化を求める主張が、被爆地である広島・長崎や地上戦があった沖縄でも支持を集めていることに大きな懸念を示し、「より一層の平和創造外交を展開し、核廃絶に向けて徹底的に戦っていくことをお誓い申し上げる」と述べ、改めて核廃絶に向けた党としての確固たる決意を示しました。

