9月18日、高齢者・退職者が生き生きと安心して暮らせる社会づくりを目指し、日本退職者連合・連合・中央労福協・労金協会・こくみん共済COOPが都内で開催した「2025全国高齢者集会」に、野田佳彦代表が出席し、あいさつをしました。

 大会冒頭、主催者を代表して本年、初の女性会長に就任された日本退職者連合の野田那智子会長は、戦後80年の節目の年を迎えたことについて「平和は願うだけでなく、つくるものだ」と語り、軍事力による抑止や威嚇に断固反対の声を上げました。さらに、先般行われた参議院選挙を振り返り、野党が多党化していくことへの懸念と、現在継続審議となっている選択的夫婦別姓の問題、そしてジェンダー平等実現への意気込みを述べ、結びに「次世代の人たちが住みやすい社会をつくるため、年を重ねても不屈の精神で男女が共に希望を持てる社会をつくっていきましょう」と参加した全国の会員に語り掛けました。

 野田代表はあいさつの冒頭で、退職者連合初の女性会長に就任された野田那智子会長への祝辞を述べるとともに、日頃から全国の会員の方々から支援を頂いていることに感謝の言葉を述べました。そして、核兵器廃絶に向けて、本年3月に核兵器禁止条約第3回締約国会議に、広島県選出の森本真治参院議員が日本の国会議員として初めて締約国会議の場で公式に発言をし、日本の責任と核なき世界への決意を強く国際社会に発信したことを報告しました。

 そして、各団体から党への医療、年金、介護、社会保障などにかかわるさまざまな要請活動についても感謝の言葉を述べ、高齢化が進む日本が抱えるさまざまな課題解決に向けて全力を挙げて活動していく強い決意を示しました。

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