立憲民主党は11月28日、東京都内で開かれた、「アグリビジネス創出フェア2025」を視察し、先進農業技術などの説明を受けました。
本フェアは、全国のスマート農業技術メーカーやスタートアップ、各大学の研究機関など多数が参加し、農林水産・食品分野等の最新の研究成果を分かりやすく紹介し、出展者と来場者のマッチングを促すことを目的としたイベントです。
視察には、本庄知史政務調査会長、田名部匡代参院幹事長、徳永エリ、横沢たかのり各参院議員が参加しました。
視察では、各ブースを回り「省人化、省資源化を実現するスマートインパクト植物工場の開発状況」「穀物の新規需要を創出する製造技術」「林業の幅を広げる早生樹、花粉症対策品種の開発」「水産増養殖産業創出や魚の加工器具の開発」「ロボット化の加速によるスマート農業の普及状況」など、新技術や新しい視点での産業創出の現状について、熱心に説明に耳を傾けました。

視察終了後、徳永議員は「農業の高齢化などで、こういう技術を使ったスマート化を進めていかないと、産業としての農業が持たなくなってきている。また、生産者の負担にならないようにコストの低減が課題だ」と述べ、田名部議員は「いろいろな研究が進んでいる。それが農業者の収入や経営発展につながっていけばいい。こうした研究が進んでいることを頼もしく思う。まだまだ農業が発展できる希望を感じた」と述べました。

