笠浩史国会対策委員長は12月2日、国会内で自民党の梶山国会対策委員長と補正予算審議や質問通告、休憩ルールなどについて協議した後、記者団の取材に応じました。青柳陽一郎国会対策委員長代理も同席しました。

 会談では、補正予算について12月8日提出予定、12月9日・10日に基本的質疑を行うことで合意。近年、大規模補正が続く現状を踏まえ、従来よりも丁寧で時間を確保した審議が必要との認識を共有しました。

 議員定数削減法案については、12月5日に自民党内で了承されれば国会に提出される見通しで、提出され次第、野党間で対応を協議する考えを示しました。また政治資金関連法の見直しに向けては、各党案の読み合わせや企業・団体献金の見直しに関する意見表明を進める日程が共有されました。

 党首討論については「国会会期中は毎月開催すべきだ」と改めて要求。自民側は持ち帰って検討するとしました。また、補正予算審議に関しては「本当に緊急で補正に盛り込むべき内容かを精査し、国民に分かりやすい議論にしたい」と述べました。