総理大臣の指名選挙を行う臨時国会が召集された16日午前、枝野幸男代表、平野博文、蓮舫、江田憲司各代表代行、福山哲郎幹事長、泉健太政務調査会長、安住淳国会対策委員長、田名部匡代常任幹事会議長ら立憲民主党新執行部の役員は、就任あいさつのため、衆院の正副議長や各党・各会派の控室を訪問しました。

 自民党の控室を訪れた枝野代表は、出迎えた二階俊博自民党幹事長らに対し、「昨日、正式に新しい党としてスタートした」と同行した新役員のメンバーを紹介。「これから始まる国会ではいい戦いをしたいと思いますので、よろしくお願い致します」とあいさつしました。これに対し、二階自民党幹事長が「元気のある、激しい議論をやりましょう」と応じました。

 社民党・日本共産党の控室を訪れた際には、両党が枝野代表を首班指名することを決定したことについて、枝野代表自身が改めてお礼を述べる場面もありました。日本維新の会の控室では、振舞われたコーヒーを共に飲みながら、野球談議に花を咲かせました。国民民主党の控室では、玉木雄一郎代表が「ポストコロナ構想(旧立憲・国民2党と連合を交えたポストコロナの社会像)をまた一緒にやりましょう」と呼びかけると、枝野代表が「よろしくお願い致します」と応じる場面がありました。