「いのちを守れ!臨時国会は本格的な議論を!安倍亜流内閣認めない!敵基地攻撃能力保有反対!市民と野党の共同で政治を変えよう! #0916臨時国会開会日行動 」(戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会主催)が16日衆議院議員会館前で行われ、立憲民主党から政務調査会長の泉健太衆院議員が連帯のあいさつをしました。今回の行動は、「安倍亜流の菅首班選出に抗議する」もので、柚木道義衆院議員も参加しました。
泉議員は、新立憲民主党として15日スタートしたことに触れ、「立憲野党が、その野党第1党がより大きくなって力を増して現政権と対峙(たいじ)することになる。いま、7年8カ月続いた政治を変えなければいけない局面だ」と決意を表明。自民党の総裁選挙での敵基地攻撃能力に関する議論や、安倍総理が辞意表明後の11日に、ミサイル防衛に関する新たな安全保障政策の談話を発表したことにも触れ、「日本の国民の命を守るどころか、より危険にさらすような議論をしているのではないか。私たちは、国民の命と暮らしを守る政治を行っていく。コロナで生活が厳しい状況にある人たちに対する予算を組んでいく」と力を込めました。
また、安倍政権が憲法改正を旗印としてきたことに、「無駄な時間を費やしてきたかと悔しく、怒りをもっている。憲法改正は、国民が真に願うものがあったときに行うものだ」とあらためて指摘。新型コロナウイルス対策や災害対策などさまざま課題が山積するなか、今回の臨時国会を首相指名選挙のみの国会とし、会期を18日までの3日間とすることに対し、「国民に向き合う政治勢力がどこなのかはっきりさせよう。われわれは本格論戦を要請しているがすぐに閉じようとしている、不誠実な取り組みだ。政府が役人を押さえつけ、左遷し、公文書を改ざんさせるような政権はもうこりごりごりだという皆さんの声を受け止め、皆さまとともに戦っていく」と述べました。