【つながる本部】映画『子どもたちをよろしく』上映会を開催 社会を変える運動を広げるスタートに
つながる本部(本部長:枝野幸男代表)と子ども・子育てプロジェクトチーム(座長:大西健介衆院議員)は共同で16日、映画『子どもたちをよろしく』の党内上映会を議員会館内で開催。今回の上映会は、いじめや虐待、貧困など子どもたちを取り巻くさまざまな問題を描いた同作品を通じて、こうした問題について党を挙げて考える機会にしようと企画されたものです。上映会は党所属国会議員に加え、各都道府県連で新たに選任されたつながる本部長や自治体議員などzoom での鑑賞もあわせて100名超が参加。今後各地域での上映会の開催や、子どもたちを取り巻く課題などを共有しながら、さまざまな取り組みを進めていきます。
開会にあたってあいさつした、つながる本部事務総長の逢坂誠二衆院議員は、「日本は世界第3位の経済大国だが、子どもたちはこうした深刻な状況にある。この映画を観た多くの方から『誇張ではないか』『深刻に描き過ぎではないか』との声を聴いたが、私には誇張とは思えない。安定して収入の見通しがたつ職につけない大人たちが多くいる社会のなかで、子どもたちはのびのび育つことはできない。あるいは、日本は教育に公的予算がつかず家庭環境によって受けられる教育に差が出てしまうのが今の日本の状況だ。この映画に描かれている、子どもたちの実態を通して日本の社会全体を考える機会にしていきたい」と述べました。
つながる本部長の枝野代表は冒頭、地域や現場と一番つながっているのは地方組織を支える皆さんだとあいさつ。今回上映する作品について、「子どもたちを取り巻く厳しい環境については一定程度共有されているとは思うが、自分が経験した時代とのギャップが激しすぎて現状を理解しきれない方々も多く、私たち自身もそうした側面があるのではないかと思っている。各地域で多くの皆さんにこの映画を観ていただくことが認識を共有していく上で大事であり、子どもたちを取り巻く実態について全国各地の皆さんがご存知の状況をしっかり共有する機会につなげていきたい。国民の皆さん、特に子どもたちとつながっていくキックオフにしていきたい」と述べました。