第10回政調審議会が21日、国会内で開催されました。冒頭のあいさつに立った泉健太政調会長は、オンライン対応している省庁を党でまとめたことを報告し、「レク等で進められるところは、できる限り非接触型でお願いしたい」と各省庁からのヒアリングの際も接触を避けるように出席者に求めました。
■報告事項
衆参の国会対策委員会からの報告後、(1)特措法改正・感染症法改正案(2)国会同意人事(3)各省庁のオンラインレク対応状況(4)ジャパンライフなど消費者被害救済に関する提言を大臣に要請――することが報告されました。
■審査事項
【予算審査】
令和二年度一般会計第3次補正予算/令和二年度特別会計第3次補正予算への対応は、政務調査会長へ一任されました。
【閣法法案審査】
(1)令和元年度歳入歳出の決算上の剰余金の処理の特例に関する法律案
(2)地方交付税法等の一部を改正する法律案
(3)国立研究開発法人情報通信研究機構法の一部を改正する法律案
(4)国立研究開発法人科学技術振興機構法の一部を改正する法律案
を審査し、いずれの対応も政調会長へ一任されました。
【議員立法法案審査】
「『子どもの貧困』給付金法案」(通称)(児童の属する低所得者世帯に対する支援に関する法律案[仮称])は賛成・提出が決定しました。
【議員立法法案登録】
「コロナ非正規労働者救済法案」(通称)(コロナ休業者の休業手当・休業支援金拡充法案[仮称])は登録が了承されました。
会議終了後に記者団の取材に応じた徳永エリ政務調査会長代理は、「(出席者で)心合わせしたのが、国会で感染者が出ている厳しい状況なので、改めて感染防止策を徹底すると確認した」と述べ、今日の参院本会議には党内の議員全員に不織布マスク着用を推奨し出席したことを報告しました。