泉健太政務調査会長は25日、定例の記者会見を国会内でおこないました。
総務省接待問題について、「菅総理の長男は、当然『総理の長男』であるという認識をもっている。総務省の役人たちも、菅総理の長男であることを知らなかったとはならない。双方に、まったく自覚がなさすぎる」と痛烈に批判しました。
24日に「総務省幹部11人が国会公務員倫理規程違反で処分を受けたが、われわれは引き続き、会食の会計基準などとの関連性を究明していかなければいけない」と述べました。
また、農林水産省の幹部も同様に鶏卵業者から接待を受けたことが明らかになっており、「菅総理は全省庁における利害関係者との会食の調査を指示すべきだ」と菅総理の監督責任を追及する考えを示しました。
来年度予算の組み替えについて、生活困窮者向けの給付(2.7兆円)、持続化給付金の再給付(7兆円)、小中学校の給食の無償化などを盛り込むことについて言及しました。
zeroコロナの定義について、「新規感染者数をクラスター対策が可能な程度以下に抑え、感染拡大の繰り返しを防ぐことで、早期に通常に近い生活経済活動を取り戻すことだ」と説明し、今後ともzeroコロナの観点から感染防止対策を主張していく考えを示しました。