福山哲郎幹事長ら立憲民主党、日本共産党、国民民主党、社会民主党の幹事長・書記局長、国会対策委員長(社民党は代表のみ)は31日、国会内で会談をしました。武田総務大臣への不信任決議案を同日提出すること、緊急事態宣言の解除は判断の誤りであったこと、厚生労働省の職員23人が深夜に飲食をしていたことについて猛省を求めること等で認識を一致しました。

 福山幹事長は武田総務大臣の不信任決議案を提出する理由について、「総務省官僚が組織ぐるみで接待を受けたこと、総務大臣もNTTと会食していたこと、またその総務省官僚の接待に総理の長男が勤務する東北新社が強く関わっていたこと、そして、外資規制違反があったにもかかわらず不透明な認可手続きがあったこと。これらの問題に対して、武田総務大臣の国会での答弁は不誠実そのものであり、疑惑解明に消極的な姿勢に終始していた。総務省への信頼を失墜させた責任は大きく、放送行政への不信も一切払しょくできていない」と説明しました。

 緊急事態宣言の解除について、「ここ数日間の感染の広がりに関して、強い危機感を共有した。第4波の可能性も指摘されており、3度の緊急事態宣言となれば菅内閣の責任は極めて重く、感染防止対策、変異株対策、また十分な補償を講ずべきだということを認識共有した」と述べました。
 また、厚生労働省の職員23人の深夜の飲食について「言語同断であり、国民の理解を到底得られるものではない」と強調しました。

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