日本退職者連合の「2021年全国事務局長会議」が14日、都内で開催され、枝野幸男代表が来賓としてあいさつしました。

 枝野代表は「政府の新型コロナウイルス感染症対策に関して、この一年われわれは国会で徹底した検査、医療介護体制充実・支援、事業者への自粛と補償はセットで行うべき等、訴え続けてきた。そして、何も手を打たないままの緊急事態宣言の解除で、感染者のリバウンドは免れないのは明らか。ワクチンの確保も先進国の中で最も遅れている。しかも接種は自治体に丸投げ。現政権には統治能力はない」と訴えました。

 そして、立憲民主党の理念と、同会議の2部で講演を行う慶應義塾大学経済学部の井出英策教授の提案する「『ベーシックサービスの充実』は考え方が等しい」と述べ、「誰もが安心して『ベーシックサービス』を享受できる社会を作ってまいりたい。そのためには何としても議席を増やさなければならない」と参加者に支援を呼びかけました。

 日本退職者連合の人見一夫会長は主催者あいさつで「いまだ全国各地で感染が拡大している。われわれも感染しない、させないよう、細心の注意を払い、活動に取り組む」と述べ、制約が多い中での活動展開の意義を強調しました。

 同会議では、連合本部から逢見直人会長代行が出席し、連帯のあいさつを行いました。

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人見一夫 日本退職者連合会長
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逢見直人 連合会長代行