水岡俊一参院議員会長は19日、参院広島選挙区再選挙戦の無所属の新人・宮口はるこさんの応援のため広島県入り。竹原市での街頭演説会でマイクを握った水岡参院議員会長は、自民党広島県連代表の岸田文雄衆院議員が、「今度こそ信頼のできる人物、間違いのない人物を広島県民が心を一つに選ばなければいけない」と発言していることに触れ、「冗談を言ってはいけない。間違いのある、信頼できない候補者を選んだのは彼らではないか。今になって広島県民に責任を負わせるようなことを言って、今度の選挙に立ち向かおうとしている。許してはいけない。良識のある広島県民の声を宮口はるこにお与えをいただきたい」と訴えました。

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 また、参院の「立憲民主・社民」会派を代表する立場から、「いま参院では野党の力が弱く、どんなに正しいことを言っても『のれんに腕押し』のところがあり政治がなかなか動かない。しかしこの3つの選挙(参院広島選挙区再選挙、参院長野選挙区補欠選挙、衆院北海道2区補欠選挙)の行方次第で日本の政治が大きく変わることになる」と力説。宮口候補が国会で活動する立場を与えられれば、今まで感じてきたことや、日々の生活のなかで思い悩んでいたこと、また地域の声、現場の声を受け止めた代弁者として、宮口候補は国会で発言、行動し、1つの法律を作るに当たっても、その声を踏まえた修正を積み重ねていくことができると期待を示しました。

 今回の再選挙にあたっては、関与する、責任を持って参加することの意義をあらためて述べ、「投票に行くことで政治にコミットするよう、周りに呼びかけてもらいたい」と訴えました。

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 宮口候補は、演説のなかで新型コロナウイルス対策を取り上げると、広島市に続き福山市でも薬局を使ったPCR検査が始まったことを評価、「無症状の方たちが一番感染を広げる可能性がある。いつでもどこでも誰でも、心配があったらすぐにPCR検査を受け入れられる体制を整備していきたいと表明しました。

 最後に「私たちが1票を投じなければ今の政治は変わらない。どうか宮口はるこにその思いと声を託していただきたい。私自身がその受け皿になっていく。皆さまのお力を貸してください」と支援を呼びかけました。