市民団体の主催による「デジタル庁設置6法案」などをテーマとした集会が27日昼に国会議員会館前で開催され、野党各党が参加。立憲民主党からは柚木道義衆院議員があいさつに立ちました。
衆院消費者問題特別委員会(衆院消費者特)の筆頭理事を務める柚木議員は、衆院消費者特においても「デジタル」という言葉を共通とした法案が審議されていることを紹介、「みなさんの生活が便利になるどころか、みなさんの個人情報が漏洩したり、政府に悪用されかねない」と述べ、「デジタル庁設置6法案」と同様に個人情報保護の問題を指摘しました。
「デジタル庁設置6法案」については、「市民と野党が一致協力しながら参院審議で個人情報が保護されるように、しっかりと歯止めをかけるなど、最後までやりぬく」と決意を述べました。
また、北海道、長野、広島の3つの国政補欠・再選挙の勝因についても触れ、「2019年の参院選で、広島では税金が皆さんに役立つように使われるのではなく、みなさんの票を買うために使われた」と述べ、「政治とカネ」の問題が重要な争点になる中、「市民と野党との共闘があったからこそ勝利した」と力を込めました。