枝野幸男代表は28日夕、東京都議会議員選挙に三鷹市選挙区から立候補した中村ひろし(なかむら・ひろし)候補の応援のため三鷹駅南口のペデストリアンデッキ上で山花郁夫衆院議員とともに街頭演説をおこないました。

中村ひろし候補

DSC_3674.JPG

 中村ひろし候補は、三鷹市選挙区選出の都議として3期12年を務め、今回4回目の挑戦。これまで「居場所と出番を、すべての人に」を政治信条にして、2300回以上の街頭演説をおこない市民の声を聴いてきました。そうして集めた市民の声を、都政に反映するために都議会で最多の質問をしてきました。

 中村候補は、都政と国政の関係について「過去において都議会が変われば国政が変わったという事例がたくさんある」と振り返り、今の自公政権に疑問を呈する人は「秋までにおこなわれる衆院選挙を待たずに都議選で立憲民主党に力を与えてもらいたい」とデッキ上に集った皆さんに呼びかけました。

 コロナ問題で明らかになったように政治は都民の命と暮らしに密接に関係していると指摘した中村候補は、「だからこそ立憲民主党はボトムアップの政党として、皆さんとともに都議選の政策を作ってきた」と語りました。この都議選で勝利し「その実行に向けて、国の政治を変える大きな力を皆さんとともにつくっていきたい」と訴え、自身への支持を訴えました。

枝野幸男代表

DSC_3684.JPG

 枝野代表は、時短や自粛要請に応じた飲食店が東京都から支援金や協力金を受け取るまで2、3カ月もかかっていることから「つぶれなくていいお店がつぶれている」と指摘しました。隣の埼玉県では申請から1カ月できちんと支払われている事例を示し、「東京都にやる気がない。オリンピックなどに人手を回しているからだ」と都政のあり方を批判しました。

 現在の都政によって「救えていない命、救えていない商売、救えていない暮らしがある」と懸念を示した枝野代表は、「その現実を突きつける。そういう代表を都議会に送り込まなければ、あなたの暮らしを守る都政はできない」と訴えました。命と暮らしを守るまっとうな政治に転換するため、実績があり、力がある中村ひろし候補を都議会に送ろうと呼びかけました。

山花郁夫衆院議員

DSC_3659.JPG

 山花郁夫衆院議員は、4年前の都議選でも、信念を曲げずに筋を通した中村ひろし候補の政治姿勢に言及し「三鷹の皆さんを絶対に裏切らない男だ。私からも太鼓判を押す」と、中村候補への支援を強く呼びかけました。

DSC_3696.JPG