枝野幸男代表は20日、千葉県市川市を訪れ、千葉県議会議員で千葉5区の矢崎堅太郎総支部長らと街頭演説をおこないました。
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4期15年千葉県議会議員を務めている矢崎総支部長は、立憲民主党は批判ばかりだと指摘されるが、実際には党内で政策の勉強会をして立案をして、政府・与党にさまざまな提案をしているとアピール。そうしたことはあまり報道されず、政府を攻撃している部分だけが切り取られた報道のイメージがついてしまうので、「地道に、立憲民主党がどういう社会を目指しているのか、どういう政治をしていこうとしているのか、丁寧にこうやって一人ひとりにお伝えするのが最大の使命だ」と自身の役割を紹介しました。矢崎総支部長は、「国民の皆さん県民の皆さんがおかしいと思うこと、『そうじゃないだろう』ということをこうやって伝えて、それを国会に届け、そして人に寄り添う政治を実現したい。誰もが安心して暮らせる社会、そして誰もが夢をあきらめない社会を実現するのが政治の最大の生命。そういう社会を実現していく」と主張しました
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枝野代表は、新型コロナウイルス感染症対策として、水際対策の徹底、PCR検査の徹底、自粛と補償のセットが必要だと主張。この9年で「隠す、ごまかす、説明しない政治がひどくなった」と述べ、情報公開を徹底した政治を進め、「まっとうな政治を取り戻す」と力を込めました。また、新型コロナウイルス感染症や医療の話は都道府県に多くの責任が押し付けられると述べ、「国が枠組みとお金を付けなければ都道府県はなかなかできない」と説明しました。そのうえで、「千葉県でなかなかコロナ対策をうまくできなかった知事と、見違えるように前に進んでいる知事の両方を県会議員としてそばで見てきた。何が必要なのかを一番わかっているのは矢崎さんだ」と呼びかけました。
演説会にはほかに長浜博行、小西洋之両参院議員、田嶋要衆院議員らも出席しました。
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