枝野幸男代表は23日、さいたま市の大宮駅西口を訪れ、「 #立憲大作戦2021 in 大宮」に参加し演説をおこないました。演説会には埼玉1区のたけまさ公一公認候補、埼玉15区高木錬太郎公認候補も参加し、司会は熊谷裕人参院議員がつとめました。

■埼玉15区・高木錬太郎(たかぎ・れんたろう)候補
 枝野代表の秘書を経て、のちに衆院議員を1期つとめた高木候補。当選する前には約9年間主夫をして3人の子育てをしてきたという高木候補は、子育て支援と教育を変えたいと述べ、「お金のかからない公教育を作りたい」と自身の考えを訴えました。国費での学校給食の無償化もおこないたいと述べ、「子育て支援や教育の分野にあまりにも予算が少なすぎるから、大きく分厚く倍増させて、皆さんの日々の安心を取り戻したい」と強調しました。高木候補はこうした支援が経済対策になり消費が生まれると述べ、「この選挙で大転換していきたい」と力強く訴えました。

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埼玉15区・高木錬太郎候補

■埼玉1区・たけまさ公一
 これまで衆院議員6期、外務副大臣や財務副大臣を務めてきた、たけまさ候補は、新型コロナウイルス第5波が発生した時に、約13万人ほどの自宅療養者のうち2万人が埼玉県民であったことに触れ、「今(新規感染者が)減っているこの時ほど、医療の徹底的な支援が必要ではないか」と訴えました。また、新型コロナウイルス対策の検討のために与野党で開かれている政府・与野党連絡協議会について「去年は22回もやって、国民の皆さんに10万円の給付など与野党で合意してやったのに、今年開かれたのはたった4回です。また問答無用の政治がコロナ対策でも続き、そして新内閣はそれを継承してしまいました」と述べました。14日の衆院解散の際は選挙公示日までの準備期間が5日しかなかったことについて、「国会を早く閉じたい。そして準備ができないうちに早く解散して、早く選挙をやって、そしてぼろが出ないうちにという問答無用の政治が新内閣に引き継がれたということだ」と岸田総理の一連の対応を強く批判しました。最後にたけまさ候補は、「さいたま区から日本の政治を変えるうねりを起こさせてください」と自身への支援を求めました。

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埼玉1区・たけまさ公一候補

■枝野幸男代表
 総理大臣候補と紹介を受けた枝野代表は、「この2年間、治療を受けられないまま命を落とした人がいます。同僚だった故・羽田雄一郎元議員はPCR検査を受けることもできずに亡くなりました。頑張って続けてきたご商売を閉じざる得なかった人がいます。明日の暮らしにも困って、自ら命を絶つ人もいます。今、新規の感染者は減っていますが、何度もリバウンドを繰り返しています。この、いまの政治を、コロナ対策を、本当に反省なく表紙を変えただけで、これからも続けていっていいのでしょうか」と疑問を投げかけました。さらに枝野代表は、政府の水際対策が甘いため、国が借り上げたホテルに海外からの訪問者を10日間は食事をしっかり準備し隔離させていただき、変異株を持ち込まないようにすることを昨年の春から立憲民主党は要望していることを紹介。そのうえで、「もし実現できていたら、こんなにリバウンドにならなかったのではないか。失われなくてもよい命があったのではないか。大変忸怩たる思いです。PCR検査を増やさないと、抗原検査では症状も出ていない感染者を見つけることはできません。症状も出ていない感染者を見つけないと、感染の広がりを止めることはできない。去年の春に法案を出してまで提案しています」と説明しましたが、「2年近く、残念ながら与党の審議拒否にあっています」と述べました。また、2度目の持続化給付金や低所得者への10万円給付を求めても与党が応じないことにも触れ、「私たちにもっと力があれば、こうした人たちの暮らしを、ご商売を支えることができたのではないか。本当に忸怩たる思いです。だから私は政治を変えたい。厳しい状況に置かれている人。目の前で困っている人のために、しっかりと寄り添うことができるまっとうな政治を取り戻したい。4年ぶりの政権選択選挙です。命と暮らしを守る。コロナ対策に変えるためにも、ぜひとも変えよう、皆さん変えようではありませんか」と力強く呼びかけました。

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枝野幸男代表
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