小川淳也政務調査会長は27日、定例の記者会見を国会内で開催し、基本政策・衆院選政権政策の点検作業を党内に要請するとともに、「最大のミッション」である夏の参院選に向け、公約の「公募」を実施すると表明しました。

 小川会長は、「対話」がなくては、この時代を乗り切れないとし、「山積する構造問題を直視し、本格的な解決策を提示したい」と決意を述べました。また、その際、党内外から意見交換の機会を設けたり、ウェブサイト等も含め広く意見を募っていく考えを示し、「プロセスを大事にしたい」と述べました。

 記者団から岸田総理のこの間の答弁ぶりを聞かれると、「前政権と比べると、一見、新鮮に見える」が、「実行する前に、よく考えるべき」と指摘しました。その上で、同日より、立憲民主党が求めていた「新型コロナウイルス対策 政府・与野党連絡協議会」が再設置されることに言及し、すでに提出している新型コロナ対策関連法案の内容も含め、与野党協議会という「プロトコル」ができたので、実現を図っていきたいと述べました。

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