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 衆院予算委員会で21日、しめくくり質疑が行われ、重徳和彦議員が登壇し、トリガー条項、新型コロナ対策に対する政府の態度をただし、立憲民主党が主張する予算の組み替え案への理解を求めました。

■トリガー条項の発動

 重徳議員は、昨今の石油高騰に対してトリガー条項の発動に対する政府の見解について問いました。岸田総理は、「今後、不透明な状況であり、トリガー条項の発動も含め、あらゆる選択肢を排除することなく考えていく」と一般論で答えたため、重徳議員から「一般論で検討している場合ではない。この本予算においても、盛り込まれておらず、法改正、本予算の組み合えが必要。含めていないなら、何も考えていないということだ。本気度が感じられない」と政府の態度を批判しました。

■新型コロナ対策

 重徳議員は、第6波の死者数3500人に迫るところだとその深刻さを指摘し、そのような中での保健所の過剰労働とメンタルヘルスが重要な問題だと述べました。その解決策となるのが、立憲民主党が法案を提出している「かかりつけ医制度」であり、財政審議会の建議でも同様の提案がだされていると紹介した上で、必要な提言は強くプッシュしていくと意気込みを述べました。

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