立憲民主党は22日夕、オンライン形式で「りっけん青空対話集会」を開催。泉健太代表、小川淳也政務調査会長が揃って、Zoomを通じて参加した皆さんと予定していた1時間を超えて意見交換しました。

　小川政調会長は、22日に政府予算案が衆院を通過したことに関連し、「予算案に賛成することは政権を信任すること。予算案の総体は、その政権にとっての一年のポリシーであり、政権の運営方針の具体的な数字」であるとの見方を示し、「野党として共に歩んできた国民民主党が予算案に賛成したことは、大変な衝撃だ」と述べました。

　泉代表も、「本予算案の採決というのは、首班指名と同じくらいの重さをもつ」とし、それに賛成することは「首班指名で岸田文雄と書くのに等しい」と指摘。トリガー条項の凍結解除についても、政府は本予算案の修正や法案提出もしておらず、「現時点で政府は約束していない」とした上で、国民民主党が賛成したことは、「政権の口約束、空手形かもしれず、大変、心配している」と述べました。立憲民主党の立ち位置については、「自由と多様性を尊重して、共生社会をつくっていく。持続可能な社会をつくっていく政党であり、今こそ、野党第一党として自民党に対峙していく」と強調しました。

　今回の「りっけん青空対話集会」にも、オンライン上に多くのコメントが寄せられました。泉代表は、オンラインでの対話を他の国会議員や地方議員が「同時多発的に実施できるように呼び掛けている」とし、小川政調会長は、政策公募を通じて頂戴したご意見をもとに参院選政策をまとめていく考えを示しました。

　最後に泉代表は、「いろんな背景をもった人材が政治の世界に集まるべき」と述べ、「候補者、絶賛、募集中です」と述べ、立憲民主党の候補者公募に応じてほしいと呼びかけました。