立憲民主党は2月28日、ウクライナ対策本部第1回会合を国会内で開きました。

 冒頭であいさつに立った泉健太代表は、早い時期からウクライナ大使と面談を行うとともに、情勢の推移に伴って政調会長名でのコメントや代表談話などを発信してきたと報告。また、昨日の党大会で党としての意思を示す「ロシアによるウクライナ侵略を強く非難する決議」を満場一致で採択したことにも言及しました。

 泉代表は「ウクライナに対する侵略は絶対に許されるものではない」と述べ、党大会で採択された決議は明日1日に行うウクライナ大使との面談で渡することになること、また全国各地でウクライナ難民支援募金を党を挙げて実施していくと報告しました。

 また、コロナ禍にあって観光やビジネスでの海外からの入国を禁止するなかですが、日本で暮らすウクライナ人関係者の入国などは人道的な措置として認めることになった点を泉代表は取り上げ、「こうした政府の取り組みに遅れがないようにチェック・監視を行いながら、ウクライナの支援をできる限りやっていきたい。平和構築に向けた取り組みを行っていきます」と述べました。

 ウクライナ対策本部の役員は以下の通りです。

  • 顧問 岡田克也 元外務大臣
  • 顧問 玄葉光一郎 元外務大臣
  • 本部長 泉健太 代表
  • 本部長代行 水岡俊一 参議院会長
  • 本部長代行 逢坂誠二 代表代行
  • 事務総長 西村智奈美 幹事長
  • 事務局長 小川淳也 政調会長
  • 事務局次長 馬淵澄夫 国会対策委員長
  • 幹事 小熊慎司 外務部会長(衆議院外務委員会筆頭理事)
  • 幹事 篠原豪 安全保障部会長(衆議院安全保障委員会筆頭理事)
  • 幹事 小西洋之 参議院外交防衛委員会理事
  • 幹事 源馬謙太郎 国際局長