カジノ問題対策検討ワーキングチーム(WT)は3月24日、「崩壊するIR構想の現実~各地の事例から浮かびあがるもの~」と題して、鳥畑与一静岡大学教授からヒアリングしました。
鳥畑さんからは、(1)IRカジノというビジネスモデル&制度設計の崩壊、(2)カジノの経済的効果とは何か、(3)混迷を深めるIT事業者選定とその背景にあるものは何か、(4)米国や中国の具体的なカジノをとりまく実態――等についての話があり、持続可能な社会をつくる上でギャンブル依存の政策は国際社会の中でも主流ではないとの意見を述べられました。
参加議員からは、日本におけるオンラインカジノの実態についての質問やギャンブルで人生を台無しにした人を見ているので、カジノで儲からないことを明確にしたいといった意見が出されました。