3月28日の参院決算委員会で塩村あやか議員が質疑に立ち、(1)l8歳高校生AV出演解禁問題(2)無痛分娩の促進について質問しました。

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(1)l8歳高校生AV出演解禁問題について
 塩村議員は、改正民法の施行により、4月1日から成年年齢が18歳に引き下げられ、これまで可能であった「未成年者取消権」が行使できなくなり、「18歳高校生のアダルドビデオの出演が解禁される」問題について、政府の姿勢をただしました。
 塩村議員は、「酒・タバコ・ギャンブル」は20歳に据え置かれるのに対し、「アダルトビデオの出演は18歳から解禁され、『未成年取消権』が無くなることにより、出演強要の増加」が懸念される」と指摘。すでに「スカウトの対象が低年齢化し、相談件数も増加しており、政府もこの間、法的対応を含め必要な対応を検討と答弁してきている以上、4月以降も『未成年者取消権』と同等の効力を持つ措置を存続させるための立法措置が必要だ」と強調しました。岸田総理らは、「問題意識は共有」するものの、現行制度で対応可能であり、「普及啓発に努める」と述べるにとどめました。
 塩村議員は、「未成年者取消権を時限的に存続させる形の臨時特例法などの議員立法を超党派で何とか成立させたい」と述べ、「与野党が対立する問題では絶対にありませんので、ぜひ実現をしたい」と力を込めました。
(関連ツイッター)
https://twitter.com/cdp_kokkai/status/1508336074057469953

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(2)無痛分娩について
 塩村議員は、多くの女性が希望するも、諸外国に比しわずか6%である日本の「無痛分娩」について、普及促進をするよう政府に対し求めました。