西村智奈美幹事長は4月23日、滋賀県草津市で開かれた、立憲民主党滋賀県連主催のパネルディスカッションに参加しました。会場参加者からの質問に答える形で進行し、夏の参院選に立候補予定の田島一成候補予定者も参加ました。司会・進行は、立憲民主党滋賀県連代表の徳永久志衆院議員が務めました。
会場からは、「立憲民主党の農業政策について」「消費税に対する考え方」「子ども政策」などについての質問などが出され、中には「立憲民主党はパフォーマンスが下手だ。もっとアピールしていかないと有権者には届かない」といった意見もありました。
農業政策について西村幹事長は、「真剣に食の安全や安心を考えなくてはいけない。現在党内で、戸別所得補償制度をバージョンアップさせることも含めて議論しているところ。しっかりと訴えていきたい」と述べました。
消費税に関連して西村幹事長は、「5%への消費税率の時限減税と、インボイス制度の廃止を訴えている」と答え、田島候補予定者からは、「今、コロナ禍や諸外国との取引の中で中小零細企業、個人の所得消費が非常に厳しくなっている。購買意欲の刺激策としても、5%への時限消費減税は有効だと思っている」との考えが示されました。
子ども政策について西村幹事長は、「子どもは未来の宝、社会の宝です。国会では『子ども家庭庁設置法案』が提出されているが、中身は何もない。立憲民主党は、給付型奨学金の拡充、子どもが意見表明できる場の設置など、子どもを真ん中に置いた政策に取り組む」と強調しました。
会の終了後、記者団の取材に応じた西村幹事長は、「夏の参院選に向け、田島一成さんを推薦させていただいている。緊張感のある国会状況をとり戻すため、また滋賀県民の暮らし、命を守るためにも活躍してほしい。党を挙げて応援していく」と述べました。