泉健太代表は5月1日、連合大阪が大阪市で開催したメーデーに参加し、連帯のあいさつを行いました。(写真:登壇し、連帯のあいさつを行う泉健太代表と石田敏高(いしだ・としたか)公認予定候補)

 泉代表は「来るべき参議院選挙に向かって、立憲民主党はぶれずに逃げずに、真正面から政策を訴え、支持を集めていきたいと思っています」と述べ、4月27日に発表した(1)物価高と戦う(2)教育の無償化(3)着実な安全保障――を柱とする「生活安全保障3本柱」に言及。「コロナ禍で傷ついた働く環境、そしてウクライナ危機で非常に不安定になった市場環境だからこそ立憲民主党は今回、『生活安全保障』という言葉で、戦いを進めていきたいと思っています」と表明しました。

 第1の「物価高と戦う」については、「可処分所得が増えない状況を何とかして、皆さまの生活を豊かにしていかなければいけない。引くべき税は一度下げ、必要な給付はしっかりと皆さまにお届けをし、生活の安定を確保していく。その先頭にわれわれ立憲民主党は立っていきたい。金融政策も徐々に見直しをしていかなければいけない。このことを訴え、物価高に対応していきたい」と語りました。

 第2の「教育の無償化」については、どの家庭でも子どもたちの教育費の支払いに窮することがないよう、またローンを背負って大学を卒業するような環境を改めるため、「立憲民主党は教育の無償化に全力で取り組んでいく。小学・中学・高校・大学の教育費の負担を軽減していく。その先頭に立っていく」と表明しました。

 第3の「着実な安全保障」に関しては、「今の時代、日本の守りは当然必要です。その中でアメリカとの役割分担を考えながら前のめりにならず、着実な安全保障政策に変えていくことがとても重要です。皆さまから安心していただける、安全保障政策を打ち出していきたい」と語りました。

 泉代表はまた、「来るべき参議院選挙においては、連合9産別の全員当選に向けてぜひ共に力を合わせていきたい」と述べるとともに、「この大阪選挙区では堺区生まれ堺市育ちの育ち、清風高校出身の石田敏高(いしだ・としたか)さんを押し上げてほしい」と訴え、政策秘書として経験豊富で即戦力となりうる石田参院大阪選挙区公認予定候補への支援を呼びかけました。

 石田予定候補は母の思い・言葉を受け継ぐ形で「私も一人の労働者です」と声高らかに訴え、働く人の立場に立っていくと力強く表明しました。

 会場には大阪府連代表の森山浩行衆院議員もかけつけました。

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