北朝鮮による立て続けの弾道ミサイル発射に厳重に抗議する(コメント)

外務・安保・主権調査会長 末松 義規

 北朝鮮は本日18時過ぎ、3発の短距離弾道ミサイルを同時に発射した。北朝鮮は今年に入ってから、異常な頻度で弾道ミサイルを発射しており、5月に入ってからは4日、7日そして本日12日と立て続けに発射している。このような危険極まりない、累次の国連決議に反する弾道ミサイル開発・発射は断じて容認できない。 

 ロシアのウクライナ侵略に乗じた、また、韓国新大統領就任にあたっての威嚇行為とも受け取れる。一連の北朝鮮の行動は、我が国及び地域の平和と安全と国際秩序に挑戦する言語道断の行為であり、強く非難する。

 北朝鮮は、4日はロフティッド軌道、7日はSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)と多様なミサイルを開発しており、脅威は高まっている。

 政府には、異常な状況であることを前提に、緊張感をもって、アメリカはじめ、韓国と緊密に連携し、引き続き警戒監視・情報収集にあたるよう求める。

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