<プロフィール>

 1982年5月5日生まれ

 熊本県立阿蘇高等学校(現:阿蘇中央高等学校)卒業

 障がい児施設役員

 菊池市消防団 第11分団第1部第3班 班長

 国民民主党熊本県総支部連合会 副代表

 立憲民主党熊本県総支部連合会 副代表


 Twitter:https://twitter.com/deguchi0505/

 Instagram:https://www.instagram.com/deguchi0505/

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 ——障がい児を預かる保育園を設立した理由は何ですか

 私には3人の子どもがいるのですが、長男に、乳製品と卵の食物アレルギーがあることが、生まれてから半年後に分かりました。今でこそ外食をする時に、飲食店でアレルギー表示がしてあるお店が多いのですが、以前は大きなチェーン店ぐらいしか表示がなく、小さな飲食店などではまだアレルギー表示が一般的ではありませんでした。

 アレルギーと障がいは厳密には違いますが、アレルギーがあることは子どもも大変ですが親も大変でした。だから、こういう施設があればいいなと、障がい、アレルギーを持つ子どもと保護者の立場に立ち、この施設を立ち上げました。こういう施設はあまり多くは無いので、利用してくれる保護者の方たちからは、とても助かるという声をいただきました。


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 ——参院選に立候補する決意はなんでしたか?

 私のまわりの先輩方から、ぜひ出馬をとの要請を受けての決断もありますが、私が住んでいる地域(菊池市旭志)が半年前に、国が過疎法に基づいて財政支援する対象となる、いわゆる過疎地域に指定されました。今は60,70軒ほどの小さな集落ですが、私がまだ小さいときには家も多く、同級生が8人いました。しかし今、私の子どもには同級生が1人もいません。小学生は私の子どもを含めてたったの2人。人口減少と少子高齢化が進み、この集落は大変な状況になっています。

 また集落の人口減もそうですが、地域の第1次産業をどう守っていくかも課題です。過疎地域でどう生きていくのか。そして持続可能な社会をどうやって守っていくのか。常日頃考えていたタイミングで声を掛けていただいたので、子どもたちのため、コロナ禍で困っている人たちのために、一生懸命頑張っていこうと思い決意しました。


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 ——力を入れたい政策は何ですか

 まずは過疎対策です。ここはしっかりと取り組みたいと思います。そこに住みたい人がいれば、安心して暮らしていける社会に向けてしっかりと取り組んでいきたい。最終的には次の世代のために地域を、社会を残していけるようにしたいという思いが強いです。それと私も3人の子どもを持つ親ですので、子育て支援にはしっかりと力を注ぎたいと思います。

また熊本県は農業県です。農業者戸別所得補償制度を復活させてほしいという声は大きいので、その声には応えていきたいと考えています。大規模農業だけではなく、小規模の農家にも力を入れていかなくてはならないとも思っています。

それと、私は勤め人としての経験もありますが、小さい会社ですが経営したことがあります。労働者と経営者の両方の悩みというか気持ち、課題が分かるところは自身の強みだと思っていますので、中小企業対策、雇用対策にも取り組みたいと思います。


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 ——熊本県のお勧めは何ですか

 からしレンコンがいいですね。もう全国区の知名度があると思いますが。あと焼酎もいいですよ。私が好きなのは飲み口がすっきりとしている米焼酎です。焼酎を傾けながら、からしレンコンをつまみにする。そこに馬刺しが加わればもう最高ですね。とにかく熊本は何を食べても美味しいです。水もきれいで自然が豊かで、美味しいものがそろっています。ぜひ熊本へおこしください。


 ——最後に一言お願いします

 今の日本は自民一強の状況で、熊本県には野党の国会議員は一人もいません。民主主義とはほど遠い状況になっています。これを変えていかなくてはなりません。

 また地方は人口減少・少子高齢化で、特に過疎が進む地域は大変な状況になっています。どうすれば過疎地域で生き続けていけるのか。こういう問題は市町村だけではなく、国としてもしっかりと向き合わなくてはなりません。

 生活者、労働者の立場にしっかりと立ち、この郷土・熊本を活性化させて、次の世代につなぐ決意です。一生懸命頑張ってまいります。

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