森ゆうこ候補は、第26回参議院議員通常選挙が公示された6月22日、新潟駅前で「第一声」の演説を行いました。演説には、西村智奈美幹事長の他、連合新潟・牧野茂夫会長、菊田真紀子、梅谷守両衆院議員、打越さく良参院議員、衆院で同じ会派の米山隆一衆院議員、黒岩宇洋3区総支部長らが参加しました。

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 森候補は冒頭、多くの政党・団体が思いや違いを乗り越えて6年前と同じように、もう一度結集していただいたことに感謝の意を表明。託された議席を、この選挙で戦い抜き、なんとしても守っていくと訴え、支援を求めました。

 アベノマスクの負の遺産により物価高になり生活が脅かされていると語り、「物価高、そしてそれに対して何もしない『岸田インフレ』と戦う」「賃上げこそが日本を救う」と訴えました。

 年金の減額について、予算委員会で自身が岸田総理らに何度も減額すべきではないと指摘したが聞く耳を持たなかったと振り返り、この状況で年金を下げれば、消費が滞り、地域経済が悪くなり、結果として企業の業績が悪くなり、そして若い人たちの給料がまた減らされると憂い、「何で同じ失敗を繰り返すのか」と訴えました。

 年金減額で400億円の財源が浮く一方、アベノマスクには約500億円も費やしたと指摘。税金の無駄遣いをなくし、深刻な少子化・人口減少を少しでも抑制するために全力を尽くしていくと述べました。

 さらに、防衛費は倍増するというが、こども家庭庁を設置したにもかかわらず、子育てや教育予算については明確な回答がないと指摘。国の存続の危機だとして、安心して子どもを育て、教育を受けられるよう全力を尽くしていくと訴えました。

 小泉構造改革とアベノミクスが、若い人たちが恋愛をし、結婚をし、子どもを産み育て、家を建て、希望のある普通の生活をすることを阻んでいると指摘し、「賃上げこそが日本を救う」と訴えました。

 その他、核兵器禁止条約締約国会議のオブザーバー参加、原発リスクを減らし自然と農業と調和した再生可能エネルギー中心の新しい地域社会の構築、戸別所得補償制度の完全復活、消費税減税、ガソリン税減税などを訴えました。

 最後に、党拉致問題対策本部長を務めており、初当選以来、拉致問題に取り組んでいることから、拉致問題の解決に全力で取り組むと誓いました。

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 西村幹事長は、「一人ひとりの命と暮らしを守り、未来の子どもたちに希望を作っていくための戦い」だと訴えました。アベノミクスの10年間が日本経済をズタズタにしたと語るとともに、その結果として現在の急激な円安があると指摘。岸田総理はロシアのウクライナ侵攻を理由にしているが、昨年秋から物価が上がっていたと述べ、無為無策の岸田政権を追及しました。

 さらに、岸田政権は見た目はソフトで、新しい資本主義、令和版の所得倍増計画などを打ち出したが、結局は「看板倒れの安倍カーボンコピー内閣」だと指摘。所得倍増と謳うが格差倍増にしかならないと訴えました。

 演説後、記者団の取材に応じた西村幹事長は、今回女性候補者を過半数擁立することできたことに触れ、その中でも森ゆうこ候補は「女性の声で政治を変える、その先頭を走ってきた実績のある方」だと述べました。

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