ロシアのプーチン大統領が、サハリン2の事業主体を新設するロシアの企業とし、資産を無償譲渡とする大統領令に署名したことについて、泉健太代表が遊説先の福岡県北九州市で記者団の取材に応じました。サハリン2は、日本の大手商社も出資して開発が進められている、ロシアの極東地域での石油・天然ガスの開発プロジェクトです。
泉代表は、ロシアによる事実上の接収の恐れがあることに「わが国の権益を大きく損ねるもので、遺憾だ。加えて、安倍政権を中心に、自民党が進めてきたロシアとの経済協力のほとんどがとん挫するということで、日本国民にとっても損失だ。これは自民党政権が、ロシアに対して明確な姿勢を示さずにずるずるとここまで来たもの」と厳しく批判し、何の成果もなかったと切り捨てました。