参院選14日目の7月5日、宮城県選挙区では党公認の小畑きみ子候補が仙台市太白区で個人演説会を開催。泉健太代表も参加しました。
小畑候補は、給食費の無償化や児童手当の拡大・所得制限の撤廃など、子育て世代の政策、物価高、年金の減額、医療費の窓口負担増、大都市と地方の医療格差などの問題を取り上げ、「私の回りには困っている人だらけ」「なぜ政府は手を差し伸べてくれないのか」「困っている当事者として国会で困っている人の代表として訴えて行きたい」と訴えました。
いのまた由美市議会議員は、県議会議員だった小畑候補とは、県内の女性議員の集いという、全自治体の女性議員の集まりで知り合い、小畑候補が1学年上で、小畑候補は看護師としてキャリアがあり、いのまた議員も准看護師の免許を持っていること、また子育てをしていることから、先輩のような人だと紹介。その後、女川原発再稼働ストップのための宮城女性議員有志ネットワークで超党派で一緒に活動。設立集会で子育てする視点からスピーチしていたのが心の残っていると語り、「皆さんと一緒に国会に送り出し、子育てのこと、食の安全のこと、地域医療の格差をなくしていくことを小畑候補に取り組んでいただきたい」とあいさつしました。
石田一也県議会議員は、文書通信交通滞在費の改正が店ざらしになったことについて「今日、県議会が閉会したが、国にこの意見書を出すべきだとして提出したが、第一会派の自民党の反対で意見書は採択されなかった」「おごりのある政治に緊張感を持たせるためにも、宮城は小畑きみ子しかない」と述べました。また、近郊の病院の効率化や年金が減額したことについて、高齢の皆さんを支える現役世代が減っているのが理由だが、30年以上前、安住淳議員の秘書をやっていた頃から、この問題は大事だと訴えていたが国会では進まなかった。それは国会で子ども・子育ての話を一生懸命にやる国会議員が少ないから。小畑さんは県議会議員の2年半の中で彼女だからこそできる政策をしっかりやってきたと述べ、相手候補の最初の選挙で原稿を書いたという石田県議は、相手候補のような議員は国会にいくらでもいる、子ども・子育てに一番今困っている宮城県の代表には小畑候補がふさわしいと述べました。
岡本あき子衆院議員は、山際経済再生大臣が街頭演説で「野党の人からくる話は、われわれ政府は何一つ聞かない」と発言したことを取り上げ、「国会議員、地方議員、すべて国民や県民、市民、有権者の負託を受けて議席を預かっている立場。ここには与野党関係ない」と指摘しました。今回の選挙は、一人ひとりの生活や命に向き合うものだと語り、小畑さんは、子育て、看護師としてさまざまな経験をしていることから、小畑候補を送り出し、宮城から政治の流れを変えていこうと呼びかけました
泉代表は、物価高対策、消費減税の話や、子ども子育て教育に優先的に予算を割くこと、生活安全保障の話をした後、小畑候補は子どもが多いことから、今回の候補者の中で「一番、ご飯を炊いている量が多いのではないか」と語り、「最も生活を実感し、日本の物価高の最たる影響を受けている象徴的な方。また新型コロナ感染症の前線に立ってきた立場の方の話を県議会で取り上げて来た方。宮城の皆さんと手を取り合って参議院選挙を勝ち抜きたい」と述べ、支援を求めました。
司会進行は元仙台市議会議員の大槻正俊さんが務めました。大槻さんは冒頭、「6年前、同じ場所で私が主催して、参議院議員候補者の個人演説会を行った。必死に頑張りました。当選をさせました。名前は言いませんが、今回、なんで小畑さんの相手なのと、怒りを持っております」とあいさつしました。