立憲民主党は7月19日、国会内で第53回常任幹事会を開催しました。
 冒頭のあいさつに立った泉健太代表は、参院選で取り組みに謝意を示したうえで、「選挙区では815万票、比例区では677万票、あたたかいご支援をいただいた。厳しい中での参院選となった中で、全国各地で奮闘をいただいた。激戦区も数多くあり、あと一歩で議席を増やすことができた選挙区もあった。現有議席からその議席を維持することができず、獲得をできなかったということ、まずもって皆様にお詫びを申し上げる」と述べました。「17議席という結果を受けてさらに立憲民主党として立ち上がっていかねばならない。さらに進化を遂げていかなければならないと思っている」と語りました。
 参院選挙で示した「物価高と戦う」「生活安全保障」については「日本の国民の皆さまに選挙の争点として、われわれの考え方は届けることができたと思っている。しかし、争点設定だけで選挙に勝てるわけではないということもまた事実だ。態勢をより強化していくこと、地域に対してもっと支援をして自治体議員をはじめ地方の組織の強化を図っていくこと、さらには党本部自身がもっと国民の皆さまに希望や改革の可能性を感じていただけるような党本部でならなければいけないということ。さまざまに課題意識を持っている。こういった点について、皆さまのお力を結集した総括を通じてさらに明確にしていかなければいけないと思っている」と述べました。

 国会は閉会中ではあるが可及的速やかに取り組むべき課題として、新型コロナウイルス感染症の第7波への対応、安倍元総理の国葬の問題について閉会中審査の中で政府からの国民が納得できる説明を求めていく考えを示しました。

2.報告・承認事項
<幹事長>
 西村智奈美幹事長は報告に立ち、(1)参議院選挙総括(2)参議院選挙総括に向けた会議予定(3)「7月14日からの大雨に関する情報連絡室」の設置――について報告しました。

<代表代行・広報本部長>
 逢坂誠二代表代行・広報本部長は広報本部としての参院選総括を進めている旨を報告するとともに、平時からのネット戦略が不可避であるとの考えを示しました。

<国会対策委員長>
 馬淵澄夫国会対策委員長は先週金曜日に自民党の高木国会対策委員長から8月3日召集で与党で決定したことについて伝達があり、明日20日14時から自民党の高木国対委員長との国会対策委員会委員長会談を行うことを報告しました。

<参議院国会対策委員長>
 水岡俊一参院議員会長は 国会対応等について臨時国会の対応について衆院と連帯して行っていくが、参院選直後の国会であることから日程を参院がリードしていくことになると報告。会派としては吉川沙織議員運営委員会筆頭を先頭に準備している旨を報告しました。

<政務調査会長>
 小川淳也政調会長は新型コロナウイルス感染症がオミクロン株BA.5 系統等の新たな変異株への置き換わり等の影響によって感染が再拡大している状況下、党としては新型コロナウイルス対策本部での議論を進めつつ、政府与野党協議の開催を求めていると語りました。

<選挙対策委員長>
 大西健介選挙対策委員長は、(1)第26回参議院選挙の結果について報告し、厳しい結果となったことについてしっかりと総括していく考えを示しました。
 また、(2)地方自治体議員選挙の結果(3)首長選挙の結果(4)地方自治体議員選挙における候補者の公認(5)2023年統一地方自治体選挙における候補者の公認――等について報告しました。
1 第26回参議院選挙の結果について(添付参照)

■第26回参院選 公認・推薦 選挙結果一覧【選挙区・公認】 20220710.pdf

■第26回参院選 公認・推薦 選挙結果一覧【選挙区・推薦】 20220710.pdf

■第26回参院選 公認・推薦 選挙結果一覧【比例区・公認】 20220710.pdf

2 地方自治体議員選挙の結果について

【公認】
 ○東京都杉並区議会議員補欠選挙( 06/19投開票 )欠員1/立候補者数9
  松本 浩一 (新)(4位落選・21,076)

 ○東京都立川市議会議員選挙( 06/19投開票 )定数28/立候補者数36
  稲橋 裕美子(現)(17位当選・1,835 / 5期目)
  渡辺 忠司 (現)(27位当選・1,429 / 2期目)
  原 由希  (新)( 4位当選・2,554 / 1期目)
  権藤 良嗣 (新)(31位落選・  718)
  須崎 秀信 (新)(34位落選・  473)

 ○福井県越前市議会議員選挙( 07/10投開票 )定数22/立候補者数23
  三田村 輝士(現)( 1位当選・2,956 / 5期目)

【推薦】
 ○福井県越前市議会議員選挙( 07/10投開票 )定数22/立候補者数23
  橋本 弥登志(現)(11位当選・1,777 / 2期目)

 ○滋賀県議会議員大津市選挙区補欠選挙( 07/10投開票 )欠員1/立候補者数2
  野田 武宏 (新)( 2位落選・66,403)

3 首長選挙の結果について
 【推薦】
 〇東京都杉並区長選挙( 06/19投開票 )立候補者数3
  岸本 聡子 (新)(当選・76,743 / 1期目)

4 地方自治体議員選挙における候補者の公認について
 【公認】
○埼玉県草加市議会議員選挙(10月23日投開票 )定数28
 菊地 慶太 (現職1期・37歳 / 草加市議会議員)
 矢部 正平 (現職1期・37歳 / 草加市議会議員)5 2023年統一地方自治体選挙における候補者の公認について
  一般市区町村議会議員選挙(添付参照) <選挙対策委員長>
(協議・議決事項)
1 2023年統一地方自治体選挙における候補者の公認について  

候補一覧 2023統一地方自治体選挙〖一般市区町村議会〗20220719■.pdf


<組織委員長>
 吉川沙織組織委員長は参院選へのボランティア募集には多くの問い合わせが来たと報告。地域組織向けのアンケート結果が出次第報告していくと語りました。また、自治体議員ネットワークの役員会が開催され、夏の研修会について協議したこと、政党助成法に基づく政党届提出に向けて準備を進めていること等を報告しました。

<企業・団体交流委員長>
 小宮山泰子企業・団体交流委員会は各種団体から推薦いただいたところに対して、御礼のごあいさつまわりに取り組むよう求めました。

3.協議・議決事項
 大西選挙対策委員長が、2023年統一地方自治体議員選挙における候補者の公認について提案し、協議の結果、議決しました。

○2023年統一地方自治体議員選挙における候補者の公認について

道府県議会議員選挙(添付参照)

候補一覧 2023統一地方自治体選挙〖道府県議会〗20220719■.pdf
  政令市議会議員選挙(添付参照)

候補一覧 2023統一地方自治体選挙〖政令市議会〗20220719■.pdf