泉健太代表は7月25日、全国から一般公募・選抜された高校生が、各党の政治家らと政治に対する考えを深めることを目的とするイベント「全国高校生未来会議」に参加し、立憲民主党の「ミッション」について演説しました。オンラインでも全国各地の高校生が参加。各党党首の講演後、高校生たちがそれぞれ「どの党が良かったか」を投票した結果、泉代表が一番多い票を獲得して、支持率「第1位」となりました。

 講演の冒頭で泉代表は、「立憲という名前」には、「政府に従う国民を育てること」ではなく、「一人一人、皆さんが自由で、そして自分の意思を持てるような社会、教育を行っていくこと」の意義が込められていると強調しました。また、今回の参院選での立憲民主党の政策集は「235ページ。人口、環境、人権、エネルギー、こういう問題で立憲民主党が対案、答えを持っているということを、ぜひ皆さんに知ってもらいたい」と訴えました。

 その上で、安倍元総理の「国葬」にふれ、「確かにみんなが今、死を悼んでいる、なかなか物が言いにくい。でも、おかしいなっていうことを、ちゃんとおかしいと言える国にしなければならない」と述べました。また、「自民党に反対するために言ってるわけではなく、慎重に議論することの大切さ、そして異論も含めて、きちんと議論をすることで本当の答えが出てくる」からだと述べ、「このことの大切さを皆さんと共有したい」と呼びかけました。

 参加した高校生からの「多数決の民主主義で少数意見の声をしっかり政治に届けるにはどういう方法がありますか」との質問に対し泉代表は、「民主主義で実は大事なのはプロセス」「採決までの過程の中で、いろんな少数意見が出ることで、それがときに採用されたり、次の意思決定を変えることができる」と応じました。

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