立憲民主党は8月3日、国会内で両院議員総会・懇談会を開催。懇談会では参院選総括について2時間半にわたって意見を交わしました。
両院議員総会の冒頭であいさつに立った泉健太代表は、開会した臨時国会について「たった3日しかない、手続きだけの国会で、到底国民の期待に応える国会にはなっていない」と指摘しました。新型コロナ、物価高、経済対策、国葬、政界の繋がりが指摘されている統一教会等の問題など、議論すべきことは数多くあるなか、「そうした状況を無視して、たった3日の国会で閉じようとする姿勢は、民主主義に反する」と、政府の対応を批判しました。国会を閉会するのであれば閉会中審査などで立憲民主党として、さまざまな課題を解決・解明していくための独自の取り組みを惜しまず取り組んでいくと語りました。
また、参議院選挙の総括については「何が課題であったのかについて、皆さま方から意見をいただき、地方からもご意見をいただき、総括をまとめていかねばならないと思っている」と述べました。
続いて、あいさつに立った西村智奈美幹事長は、衆議院の会派の略称について報告し、これまでは「立民」という略称を使用してきたが、さまざまな検討を行い、臨時国会終了後に衆議院国会対策委員会で手続きを行い、秋以降は「立憲」という形で参院と合わせた略称にしていくことになると報告。そのうえで、参議院選挙総括についての活発な議論を求めました。
総括の議論では21人から発言があり、それらの意見を反映して修文した総括文書を提示して再度両院議員懇談会を開いて議論し、取りまとめていくことになりました。