泉健太代表は8月3日、韓国から訪日した韓日議員連盟役員(尹昊重(ユン・ホジュン)団長)の表敬訪問を党本部で受けました。面談には、西村智奈美幹事長、日韓議連の副幹事長の中川正春憲法調査会長、同議連未来委員長の大西健介選挙対策委員長、同議連社会文化委員会副委員長の小熊慎司幹事長代理、源馬謙太郎国際局長、白眞勲前参院議員が出席しました。

 泉代表は、訪問団の3年ぶりとなる訪日を歓迎し、日本と韓国の間のさまざまな問題を乗り越えて友好関係を深めていくことが大事だとあいさつしました。7月末に韓国が竹島付近で行った軍事訓練等について「わが国にとって竹島における訓練は容認できない」と表明しました。元徴用工の訴訟に関し、韓国政府が大法院(最高裁)に意見書を提出したことに触れ、さまざまな懸案事項について「外交の力、友好の力で乗り越えて行けるよう、さらに努力を続けてまいりたい」と述べました。

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韓日議員連盟 尹昊重(ユン・ホジュン)団長

 尹団長は日韓関係について、1998年に金大中大統領と小渕恵三首相が署名した日韓パートナーシップ宣言で謳われた、未来に進むために過去、歴史を直視する精神を基本的なスタンスにしていきたいと語りました。また、両国が「過去も現在も、最も近い国であり、最も近くなくてはいけない国」であるとし、北東アジアで民主主義、人権といった価値を共有する両国が、そのような価値を拡大する観点から問題の解決に取り組んでいくべきだと話しました。

 参加議員は自己紹介をしながら、両国のつながりについて意見交換し、議連をはじめ議員間交流、各界各層での交流を深めていくことで一致しました。

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