西村智奈美幹事長記者会見

2022年8月23日(火)16時01分~16時35分
発行/立憲民主党役員室

★会見の模様を以下のURLで配信しています。
https://youtu.be/STNnljwf-u8


■配布資料

20220823【西村幹事長会見配布】立憲民主党 統一教会関係議員まとめ.pdf


■冒頭発言

■質疑


■冒頭発言

○第56回常任幹事会を開催

【幹事長】
 お疲れさまでございます。
 本日、第56回の常任幹事会を開催いたしましたので、まず常任幹事会の中身から簡単にご報告いたします。
 まず、代表の挨拶に続きまして、2番目、私のほうから旧統一教会及び関連団体との関係についてということで報告をさせていただきました。この点ちょっと資料を配布しているものがございますので後ほど詳しくお話ししたいと思います。
 また、8月11日に北海道道北で地震が発生しましたので、この情報連絡室を設置したという報告です。
 次に、国対委員長のほうから現在の国会の報告、状況についての報告ということで、私のほうから代わって簡単に報告をさせていただきました。臨時国会が、参議院選挙後の国会がわずか3日で閉じてしまったわけですが、このときの与党とのやりとりの中では閉会中審査をしっかりと行うということだったわけです。ところが、それが極めて低調で、こちらからはいろいろな閉会中審査を求めておりますが、現時点で開催されたのが今月(19日)の厚生労働委員会、衆議院の1日のみということで、引き続き求めていきたいと。また、各野党とも合同で臨時国会の召集要求を憲法53条に基づいて行いました。憲法に基づいた召集要求ですので、これは早急に開催すべきだと思っております。
 次に、選対委員長のほうから、首長選挙それから自治体議員選挙の候補者の公認・推薦等について報告があり承認されております。協議事項でも選対委員長のほうから、こちらのほうは都道府県議等の公認・推薦についての議決事項での確認がございました。ご覧いただいたメンバーの公認・推薦が決定いたしております。
 それで、失礼しました、政調会長から報告がございまして、今も旧統一教会対策本部が部会との合同会議を開いておりますし、コロナ対策本部も動いているということの報告。あわせて、自治体議会、地方議会がそろそろ9月議会を迎えますので、そこで例えば(新型)コロナ対策、あるいは国葬の問題、旧統一教会、こういったことで意見書を上げたいという場合に、そのひな形を作成しているという報告がございました。
 以上がきょうの常任幹事会の報告でございます。

○国葬問題について

【幹事長】
 私のほうから何点か申し上げたいと思います。
 一つは、国葬の問題です。
 政府が9月27日に安倍元総理の国葬を行いたいということで決定をいたしたようでありまして、もう期日的にはあと1カ月となったところです。しかし、いまだにこの詳細について全く説明がされておりません。形式をどうするのか。内容はいかなるものか。そして、費用はどうなるのか。この点については国会で一日も早く詳細な説明をすることを強く求めてまいりたいと考えております。
 もとより我々立憲民主党は国葬として安倍元総理の弔いをするということには反対ということを表明いたしておりますが、やはり懸念されますのは、決定するということがずっと言われてきていて、岸田総理はこの方針を覆すつもりがないと同時に、国民一人ひとりに喪に服するものを求めるものではないというふうに言っていますが、既に実は7月の時点で、7月に安倍元総理の家族葬が行われたのですが、各地の教育委員会が学校に国旗の半旗掲揚を要請したということが明らかになっております。幾つかの自治体でそういったことが行われたということで、北海道の帯広市でしたが、市内にある39校のうち35校がこの要請に応じて半旗掲揚を実施したということでありました。文部科学省は依頼する趣旨ならば政治活動に当たらないというふうに説明しているのですが、やはりこれは押しつけというふうに取られるのではないか。国が要請を行うということであれば、その傾向はもっと強くなるのではないかというふうに懸念いたしております。
 国葬が仮に行われるという場合であっても、国民に弔意を押しつけるようなものであってはならないと思っております。そういった懸念を払拭するためにも速やかに国会で政府が説明する責任があると考えております。

○選択的夫婦別姓 世論調査の質問変更問題について

【幹事長】
 次に、夫婦別姓の世論調査についてです。
 3月に選択的夫婦別姓制度に関する世論調査のこの報道がなされたときにも、私も何じゃこりゃと思ったのですが、昨日の報道で、法務省が質問内容について与党議員に配慮した修正を強く求めたということが明らかになりました。その結果、これまでの5回とは異なる質問内容で世論調査が行われ、選択的夫婦別姓制度に対する賛成が過去最低という結果になったわけです。
 この世論調査が公表されたときにも、私もその質問事項の項目を見まして、これはある種の世論操作ではないかというふうに思いました。そういった疑念は持たざるを得なかったところです。
 実際にこの選択的夫婦別姓というのは、既に1996年、今から26年前ですね、ここの法制審議会で選択的夫婦別姓を法制化せよという答申が既に出ております。もう二十五、六年もの時間がたっているわけですが、いまだに進んでいない。しかも、こういった世論調査は政策形成の基盤となる資料だと思いますし、特に政府自身が行う世論調査ですから、ダイレクトに政策に与える影響というのは非常に大きいという可能性があります。この大事な世論調査が言ってみれば法務省の忖度(そんたく)でゆがめられていたということであれば、政府の政策判断に大きな疑念が生じます。
 今回の世論調査、特に質問内容の作成過程については、政府は明確に説明をしなければならないと考えておりますし、私どもとしても国会でこの経緯についてはしっかりとただし、一日も早い選択的夫婦別姓制度の法制化に向けて取組をさらに進めていきたいと考えております。

○旧統一教会との関係に関する調査結果について

配布資料

【幹事長】
 そして、もう一つ。先ほど常任幹事会の冒頭でございました旧統一教会及び関連団体との関係についてお話しさせていただきます。
 皆様のお手元に横紙の紙があるかと思います。こちらのほうは、7月下旬に全党調査、党所属議員の調査を行いまして、それに対して一定の報告はさせていただいたところでしたが、現在も調査は継続中ということで、8月2日以降に党の調査で新たに回答をいただいたものも含めて公表をさせていただくものでございます。
 この間、やはり何と言いますか、マスメディアの調査等もございましたので、それによって初めて気がついたという方や、あるいは、次々に自民党議員の方の報道もされますので、それで気づいた方など、いろいろいらっしゃるということでありました。
 今回の調査結果として新たにここに掲載をさせていただいたのは、北九州の関係議員として、古賀之士さん、この方が1回。それから、大串博志さん、この方が3回。これが日韓トンネルの会合に秘書が代理出席をしておられたということです。大串議員は祝電を打ってもおられました。詳細は横紙の上にあります一覧表のとおりです。
 次に、田嶋要さんが1期生のときにパーティーを開催したとき、そこで購入をされていた中の1枚に関連団体の名刺というか名簿というか、名簿があったということでございましたので、それを記載しております。
 前回の報告からの訂正事項としては、原口一博さんが、他の事務所からの連絡によって秘書がこの日韓トンネルの会議に代理出席をしたが統一教会絡みと気づいてすぐに退席したというふうに追加の回答がありましたので、それも追加で記載いたしました。ほかに、当初「やや日刊カルト新聞」で指摘があった方々のうち、小宮山泰子さんから、祝電を打っているのは06年のみではなく03年から06年にかけて5回打っていたということと、松木謙公さんからは会費の支払いもあったという報告がありましたので、それも記載をさせていただいております。
 関係性といってもいろいろあるかとは思うのですが、知らずにその祝電を打っておられたり、知らずに代理出席しておられたりということでした。ただ、知らなかったとはいえ反省すべきものであるということは言うまでもありません。逆に、より濃い関わりである選挙の組織的な手伝いや会合に出席して挨拶を行ったという議員は、今回の調査では今のところ出ていないということでございます。
 政府や自民党も次々と閣僚の方ですとか個人の方が公表をしておられるのですが、重要なのは、自民党は党としての調査を行っていないということです。我が党は党が責任を持って調査し、このように一括で公表させていただきました。政権与党の自民党も、個人に任せるのではなくて、党が前面に出て調査し公表すべきであるというふうに考えております。
 我が党の議員は関わりのあった年以降は関わりがないということでございました。また、既に8月10日の常任幹事会でペーパーを確認しておりますが、今後一切関わりを持たないということで既に指示をしております。
 実は自民党の茂木幹事長に、私は8月3日に、この旧統一教会の問題については国会としての対応が必要だというふうに考えまして、いわゆる国会事故調ですね、これを設置していかないかという要請を、申入れを試みました。国対から自民党のほうにその要請書を届けてもらおうというふうにやったのですが、何ということか、この申入れの受取自体も拒否されております。その後も私としては国会としての対応は必要だというふうに引き続き考えるところでありますので、他の野党ともいろいろ相談をしながら、やはりこの問題は被害救済をして国民生活を守っていくためにもとにかく被害実態というものを明るみにしなければ前に進めない話だと思っているのです。それを党としては何もせず、個人個人、議員個人個人の努力で何とかしろとか、あるいは適切に今後は対応するとかいうようなやり方では、本当に、やはり被害救済はできないと私は思うのですね。そういった意味でも引き続きこういった取組についてはより強力にやっていきたいと考えているところでございます。
 失礼しました。先ほど見ていただいた横紙の一覧表ですが、世界日報の記事掲載については今回初めて公表させていただくものでございます。上のほうの四角囲み、立憲民主党調査結果の四角囲みの下から4人の方々ですが、まずは岡田克也さん。すみません、これはちょっと書き方が丸めて書いてしまったところがありまして、訂正をお願いしたいのですが、1992年と2001年がインタビュー記事です、世界日報に。そして、2002年が座談会の記事でございます。枝野幸男さん、安住淳さん、福田昭夫さん、それぞれ座談会ないしはインタビュー記事掲載ということで報告がありましたので、今回ここに初めて掲載をさせていただきました。


■質疑

○旧統一教会と政治の関わりについて(1)

【毎日新聞・宮原記者】
 今、旧統一教会の関係についての発表もあったが、これまで立憲としては自民党は旧統一教会の組織的な支援があったのではないかということを追及もされたりしているわけだが、今回このように所属議員の方々が関係を持ってしまったということの原因は一体どこにあると考えているか。

【幹事長】
 幹事長部局でヒアリングをしましたところ、ほとんどの方々がというか全ての方々が旧統一教会との関係だというふうには認識しておられなかったということでした。そこはやはり、いろいろなことがあって、目がくらまされた、名称変更もございましたし、といったところがあったことだというふうには思っております。
 ただ、今後はしっかりと、もうこのような形で、メディアの皆さんを通じても、あるいは私たちの調査によっても、関係団体がこれだけ幅広くあるということがわかりましたので、今後はしっかりと注意をしていく。8月10日の常任幹事会で出させていただいたペーパーにもありますが、旧統一教会等と一切関係を持たぬよう徹底していくということで確認をしておりますので、そこは、何と言ったらいいのでしょうか、より一層注意していくということに尽きるかと思います。

【毎日新聞・宮原記者】
 関連して。例えば岡田克也さんは一応報道では次期幹事長に起用を調整といった報道もされている。この旧統一教会と過去関係を持ってしまったことと今後の執行部人事などについて何かその関係が出てくるか。あるいは、その責任の取り方というところについてお考えがあればお願いしたい。

【幹事長】
 私は人事権者ではございませんので、お答えはできません。

【毎日新聞・宮原記者】
 各議員がどのようにその責任を取っていくべきかというところについてあればお願いしたい。

【幹事長】
 それぞれの方が既にSNSなどで発信をされたり、あるいはプレスの皆さんに対して直接経過について文書を提供したりというふうにやっておられる方々がいらっしゃるというふうには聞いております。ただ、党としては、党の調査をこのように行って公表させていただいたので、あとやるかやらないかというのは、その方個々人のご判断になるかと思います。

○沖縄県知事選について

【毎日新聞・宮原記者】
 沖縄県知事選について。本日、泉さんの冒頭発言でも言及があったが、どう取り組んでいって、玉城さんを推すということだが、その必勝に向けてどう取り組んでいきたいかというところをお願いしたい。

【幹事長】
 玉城デニー知事候補の支援は党を挙げて全力でやらせていただきたいと考えております。既に何人かのスタッフがお手伝いに行ったりもしておりますし、また、党からの応援についても、それぞれ例えば関係している団体があるところなどは支援に入ったりということを、沖縄県連と連携しながらしっかりと取り組んでいきたいと考えています。

○「執行部人事」「幹事長就任9カ月の振り返り」について

【新潟日報・山田記者】
 退院おめでとうございます。一部関連だが、新執行部の人事について既に報道がされている。幹事長が交代するという内容だ。泉代表はきょうの役員会のときも、このメンバーでの会合が最後になるみたいなことをおっしゃっていたそうだ。西村幹事長ご自身の去就について、代表とどのようなお話をされたか。今のお考え、言えるところをお願いしたい。

【幹事長】
 言えるものがございませんので、ご理解ください。

【新潟日報・山田記者】
 聞き方を変えます。昨年12月に初の女性幹事長に着任されて今月で9カ月になる。着任半年のときにも同じ質問をして半年間の振り返りを伺ったが、そのとき幹事長は、まだ言う時期にないというか、参院選を戦い抜くまで差し控えるとのことだった。今回総括が出て、ご退院もされ、報道の内容どおりならきょうが幹事長としての最後の会見になるのではないかと思う。改めて幹事長としてのこの9カ月間の振り返りをお願いしたい。

【幹事長】
 9カ月間の振り返りですね。今の時点で、そうですね、やはり何と言っても来年4月の統一自治体選挙。政治というのはなかなか止まることが許されない世界でもありますから、就任半年のときに参議院選挙がこれからだというふうに答えたのと同じように、やはりこれはどのような立場であれ、党人あるいは党所属の議員としてはやはり来年4月の統一自治体選挙が極めて大事だと。それに向けて頑張っていきたいということでございます。

【新潟日報・山田記者】
 別に辞任の記者会見ではないので、お答えすることはございません。

【共同通信・田川記者】
 人事の話がちょっと出たので、一点だけ。今後の何か両院総会の日程とか、そういうものはきょうは話し合われてはいないのか。

【幹事長】
 なかったと思います。はい、ありませんでした。

○旧統一教会と政治の関わりについて(2)

【共同通信・田川記者】
 旧統一教会の話だが、自民党の萩生田政調会長は、旧統一教会との関係について、今後は一線を画すというふうに述べるにとどめる対応をしている。また、参院選中には生稲参院議員を施設に連れて行ったことを最初は認めていなくて後から追認するというような対応をしている。この一連の萩生田さんの対応について幹事長はどう思われるか。

【幹事長】
 その場しのぎをやったんだなというふうに思います。8月上旬の発言と、それから先日のぶら下がりですか、ここでの話の中身も変わってきているし、また、一線を画すでしたか、非常に中途半端な言い方で、我々は今後一切関わりを持たないという意味では、断絶宣言と言ったらいいのかな、そういうのをやっているわけですが、萩生田さんだけではなくて総理も実は断絶宣言を党としてはしていないですよね。内閣としても。ここは非常に重大なポイントであると同時に問題だと思います。結局、この場を過ごして、そして旧統一教会との関係を維持しようという考えがやはり根底にあるのではないかというふうに見ざるを得ません。また、その真意は国会などでも聞かなければいけないことだと思っております。
 他方で、萩生田さんが内閣から外れたことで、国会で問い、そして答弁する機会がなくなってしまったわけです。こういったことでも岸田総理がこの旧統一教会の問題はとにかく嵐が過ぎ去るのを待とうという考えなのではないかということの表れだと思っていますし、そして今の状況を見れば、そういった考えが国民に見透かされているということではないかと思っています。

【朝日新聞・小手川記者】
 この統一教会の表について確認させてください。党としてきょう新たに発表したのは、古賀さん、大串さん、田嶋さん、それから岡田さん、枝野さん、安住さん、福田さんの7名を新たに追加したということでよろしいか。

【幹事長】
 はい。そうです。

【朝日新聞・小手川記者】
 立憲民主党としてこれまで関わりがあったのは、ここで言うと下条さんと後藤さんを除く全部で14名の関係が調査でわかっているという認識で間違いないか。

【幹事長】
 はい。現時点で14名ということで間違いございません。

【朝日新聞・小手川記者】
 14名の関わりがあったということだが、今後自民党を追及していく上でやりにくさとか、身内でこれだけいるということで、やりにくさなど、そういった点はあるか。

【幹事長】
 我々は党として調査を行いました。これは各議員に任せている話ではなく、党として調査報告をまとめ、そして、このように公表させていただいています。
 他方で自民党はどうかといえば、党としての調査は全く行わない。被害救済で大事なのは、やはりこれまでの経緯がどうだったのか、実態をきちんと把握することですが、例えば国会で国会事故調的なものをつくりましょうという呼びかけも受け取りすらしない。それから、今、関係省庁連絡会議のヒアリングも旧統一教会対策本部で行っているのですが、やる気が全く感じられないですね。そういうのに対しては、やはり我々はきちんと調査したからこそ、きちんと物が言える。そういう立場にむしろ立つことができたと思っています。

【フリーランス・堀田記者】
 世界日報は統一教会の機関紙ということを、立憲民主党は肯定したわけですか。世界日報というのは自社で取材している以外に共同とか時事からもいろいろと記事の配信をして、一般の新聞のように見せているが、この岡田さんや枝野さん、それから安住さん、福田昭夫さんで、こう出ているということは、この世界日報は統一教会の機関紙とかそういったことで断定しているわけでしょうか。

【幹事長】
 4名の方が世界日報と統一教会との関係がわからずにインタビューや座談会の記事を受けているというふうに思われます。実は、記事が載っているのであれなのですが、受けたかなという方も実はこの中にいらっしゃって、記憶にないということなのですが、一つは、岡田さんはインタビューを受けた、あるいは座談会でほかの自民党の誰それさんと政治評論家の誰それさんとの座談会ということで掲載があった。枝野さんは、当時の憲法調査会の会長としての要請があって、自民党のその当時の担当の方と一緒の座談会があった。安住さんは、選対委員長のときに、ほかの党の選対委員長もインタビュー、要するに参議院選挙をかく戦うみたいな、何かそういうインタビューの要請があって、それで出した。福田さんは、当時話題になっていた消費税のことでインタビューの依頼があって、自分の政策なりを訴えるために出たというようなことでして、4人が4人とも、何というか、その関係しているということがわからずに記事に掲載されたということは確認をいたしました。

【フリーランス・堀田記者】
 確認したということは、今現在、世界日報というのは統一教会の新聞だということを断定しているということか。

【幹事長】
 私は、統一教会の機関紙というふうに呼ばれているということも承知しております。ほかの関係団体もそうなのですが、旧統一教会の関係団体ということでここに掲載をさせていただいているので、世界日報もそういう意味で旧統一教会の関係団体というか関係紙ということでここに記載をさせていただいております。

【フリーランス・堀田記者】
 このときなんか要するに木下さんが大体来ていると思うが。篠原さん、そうですよね。木下さんのことは全然知らなかったということですね。

【幹事長】
 知らなかったみたいです。

【フリーランス・堀田記者】
 この4人とも。

【幹事長】
 はい。

○執行部人事について(2)

【フリーランス・堀田記者】
 人事のことだが、岡田さんが幹事長ということが言われているが、この参議院選挙を通じて、はっきりしたことを申し上げると、A級戦犯は、西村さん、あなたと、岡田克也さん、安住淳さん、玄葉さん。要するに勝てるべきところを勝たなかったということを私は思うが、特に三重では3年前に同じ候補者が吉川有美に対して接戦を挑んだが今度はダブルスコアだ。そのときの責任者ははっきり言って岡田さんだ。そういった人を、はっきり言って負けた、大敗北した人を、選挙の責任者でもある幹事長に据えるということは、現執行部のあなたとしてはどう考えますか。

【幹事長】
 お答えのしようがございません。

【司会(事務局)】
 ほかにご質問ありますか。よろしいですね。では終了します。

【幹事長】
 ありがとうございました。
 すみません、小宮山泰子さんはSNSで自らのことについて公開しておりますし、今時点で岡田克也さんから経過の説明ペーパーがこちらのほうに届いておりますので、出入口のところにございますので、お持ち帰りください。