泉健太代表は8月26日、両院議員総会後に記者会見を開き、同総会で承認された新たな「執行部役員体制」について発表しました。

 まず会見の冒頭で泉代表は、政府が同26日の閣議で安倍元総理の「国葬」経費の支出を決定したことについて、「法的根拠がない、そして閣議での独断の決定ということで、われわれはこの国葬に反対でありますので、支出についても反対」と述べました。その上で、「(岸田総理は)閣議決定を撤回し、元総理の儀式のあり方を再度検討すべき」と強調しました。

 その後、「新執行部にベテランを起用した狙い」について記者団に問われた泉代表は、「立憲民主党には元総理大臣や多くの大臣経験者がいる」として、「政権党を目指す立憲民主党の姿をもっと強く打ち出す必要がある」と応じました。

 また、「ネクストキャビネット」の設置を発表し、「ここで若手の登用を積極的に行っていきたい」と述べました。

 さらに、前執行部からの取り組みでもある「ジェンダー平等」について、「常任幹事会などで、できる限り女性比率を高めていく」とともに、「女性議員を増やす取り組みに、より重点を入れていきたい」と述べました。