泉健太代表は9月15日、都内で開催された日本商工会議所第135回通常会員総会にてあいさつを行いました。

 あいさつの中で泉代表は、コロナ禍の中、各地の商工会議所が地域の諸課題の解決のために努力されてこられたことに敬意を表するとともに、地域経済の活性化のために中小企業が果たしている意義について述べました。

 さらに昨今のウクライナ情勢や、急速な円安の進行に伴う物価高等が中小企業の経営に深刻な影響を及ぼしている現状について触れるとともに、とりわけ原材料の高騰に関し価格転嫁が進んでいないことについて、物価高の中で消費者の購買意欲を高めるためには労働者の賃上げが必要であり、その賃上げの原資を生み出すためにも、適切な価格転嫁は必要だと話しました。

 また泉代表は、今夏の参議院選挙の結果について触れつつ、国民の間には政権交代可能な政治体制を求める機運が高まりつつあるものの、いまの野党がその受け皿になっていないと感じる方々が多い現状について述べました。そのうえで立憲民主党が、これらの方々が投票したくなるような政党となるべく、気を引き締めて努力していかねばならないと話しました。

 最後に泉代表は、このたび立憲民主党に「次の内閣」を設置したことを報告し、政権運営を担いうる体制の確立にむけて努力していくと決意のほどを述べ、あいさつを締めくくりました。

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