立憲民主党は10月27日、全国幹事長・選挙対策責任者会議をオンラインで開催。党本部側では泉健太代表、岡田克也幹事長、西村智奈美代表代行、大串博志選対委員長、森本真治組織委員長が出席しました。

 会議では泉代表が冒頭であいさつするとともに、「第20回統一地方自治体選挙における候補者の擁立方針」について岡田幹事長が報告し、意見交換をしました。

 同方針には(1)立憲民主党公認および推薦の候補者を中心に、友好・協力関係を築ける無所属や他党の議員・候補者まで含めた会派を同じくする議員の勢力の拡大を図る、(2)各都道府県連において、友好・協力関係にある組織や団体等と協議・調整の上、複数擁立や空白区への新規擁立を図り、各候補者の選挙体制の構築を進める、(3)女性候補者の積極的な擁立に最大限、努力する――と盛り込んでいます。

 女性候補への支援については党ジェンダー平等推進本部長の立場から西村代表代行が女性候補者の支援内容や、新人候補へのケアラー支援等について説明しました。

 意見交換では、維新との国会での共闘状況に関する確認や、旧統一教会問題にさらに力をいれて取り組んでほしい、統一自治体選に向けて早急な支援を整えてほしい、選挙の枠組みに関する地域事情の説明などの声がありました。会議後に大串選挙対策委員長が明らかにしました。

 〆のあいさつで泉代表は、統一地方自治体議員選挙に向け、会議を定例で行っていきたいとの意向を示すとともに、自治体議員ネットワークを中心に取りまとめている統一地方自治体議員選挙政策を年内には仕上げていくと述べ、「地域のなかで皆さんの運動を広げていってほしい」と求めました。また、どんどん地域に入って声を聴いていくため積極的に全国行脚を行っていくとも語り、力を結集して頑張っていこうと呼びかけました。

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