退職者や高齢者で組織される日本退職者連合により2月16日、「政策・制度要求実現2・16院内集会」が開催され、立憲民主党を代表して田名部匡代参院幹事長があいさつを行いました。

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 田名部参院幹事長はあいさつで国会で予算委員会の審議が始まっていることに触れ、岸田総理の答弁について「言葉づかいは丁寧だが、内容が伴っていない」と指摘、「数の力があればあるほど、権力が大きくなるのだから、国民や国会に対する説明や議論はしっかりと行わなければならない。これが本来の意味での『丁寧』というものであって、言葉づかいを丁寧にすればいいものではない」と総理の姿勢を批判しました。そのうえで、総理のいう「異次元の少子化対策」について、本気で実行するのであれば総理は言葉だけではなく、その覚悟を示すべきだと述べました。

 また田名部参院幹事長は、自分自身の介護経験について触れつつ、年間7万人もの方が介護離職を余儀なくされている現状を指摘し、介護問題が社会の大きな課題となる中で、介護をはじめとするさまざまな社会保障制度を持続可能なものへと改善する重要性について訴えました。

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