3月7日、日本労働組合総連合会(連合)による「2023春季生活闘争 政策・制度 要求実現3.7中央集会」が都内で開催され、立憲民主党からは泉健太代表が出席しました。

 集会の冒頭、芳野友子・連合会長があいさつに立ち、今まさに交渉の大詰めを迎えている春季生活闘争の状況について、「月例賃金改善を要求した組合数は昨年を超えており、平均賃金方式における支援額および率についても昨年を上回っている」と報告したうえで、「私たち働く者の思いを経営側に真摯にぶつけて、組合の総意で確立した要求の実現に向けて粘り強く戦っていこう」と決意を示しました。

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 続いてあいさつに立った泉代表は、春季生活闘争について「連合加盟の産別・単組の力を一致結束させ、要求実現のために力を尽くしていただきたい」と激励しました。また、現在国会で審議されている来年度政府予算案において、中小企業予算や農業予算が減らされている一方で防衛予算が突出して増額されようとしている問題点に触れ、「生活者に優しい予算を作っていくために、国会でしっかりとした議論を行い、新しい提案を積極的に行っていく」方針を示しました。また日本経済の発展と勤労者の生活向上のためには「公正な分配」がますます重視されると述べたうえで、「日本の産業力を伸ばし、公正な分配を行うことができる社会を作るため、連合と立憲民主党連合がともに力を合わせ、頑張っていきたい」と決意を示しました。

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 また、中央集会に先立って行われた連合による国会要請行動では、立憲民主党を代表して衆議院では西村智奈美代表代行が、参議院では水岡俊一参議院会長が激励と連帯のあいさつを行いました。

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